ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

アルバの白トリュフ三昧@伊ピエモンテ州

2018-12-11 15:36:10 | おいしい食べもん
先日まで出かけていたイタリアのピエモンテ州では、この季節ならではの白トリュフをいただく機会が何回もありました。
多い日には、昼と夜の2回も!
なんたって、ピエモンテ州は白トリュフの産地ですからね。




これがアルバの白トリュフ

世界三大珍味といわれるのが、フォアグラ、キャビア、トリュフ。

トリュフはキノコの一種で、日本名は西洋松露(せいようしょうろ)です。
白トリュフと黒トリュフがありますが、稀少でお値段が高いのは白トリュフの方で、中でも、イタリアのピエモンテ州アルバ産の白トリュフが最高品といわれています。

私が出かけたのは、まさにその最高級白トリュフの産地。
ディナーをいただいた場所では、前週にアルバ白トリュフ祭りが行なわれたそうです。




見た目はデコボコのジャガイモや生姜にしか見えない白トリュフですが、専用のスライサーで薄く削り、料理の上にトッピングしていただきます。
そのスライサーが売っていました。
さすが、トリュフの産地!




トリュフの持ち味は、うっとりさせる独特の香りです。
ダイニングに入ったとたん、まだ削ってもいない丸のままのトリュフの香りが感じられましたが、この香りを最大限に楽しむために、テーブルの上で削るのが鉄則です。



パスタの上にふんわりと削られたトリュフが乗りました。
思いっきり香りを吸い込み、トリュフの芳香に酔いしれます





トリュフの断面はこんなふうになっています。




或る日のランチタイムで、パスタが登場。
パスタを皿に盛った後にトリュフが掛けられるため、写真左下にはトリュフスライサーがスタンバイしている様子が見られます。




細く黄色い卵パスタにトリュフが乗りました





また別の日のディナーの時のトリュフです。
冒頭で紹介したトリュフも、このトリュフも、ブルー系のチェックの布に包まれていたのは偶然でしょうか?



このトリュフはリゾットに削り下ろされました。
削ってくれたオジサマが別の人と話をしていて、それに気を取られていたので、削る手が止まらず、たっぷりと乗りました(笑)



ここまで振り掛けられると、どこをすくってもトリュフが入ってきます。
あ~、シアワセ~




トリュフは、パスタやリゾットに振り掛けることが多かったですが、ある日のランチでは、牛肉のカルパッチョの上にパラリと削り掛けられていました。

トリュフを振り掛ければ、大ごちそうに変身です。

白トリュフの旬は、10月から1月くらいまでだそうです。
保存がきかないので、本場のトリュフを食べたいなら、時季を狙って行く必要がありますね。



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