「おくりびと」が満席だったので、第二候補の映画館へ。
なぜ今頃?と思って惹かれたのが、コチラの映画です。
シェルブールの雨傘 (1964年 フランス/ドイツ)
制作45周年を記念し、世界初のデジタルリマスター版を日本で特別上映していました。
ミッシェル・ルグランの、あの切ないテーマ曲が有名ですが、音楽はテーマ曲だけにとどまらず、なんと、セリフがすべて「歌」
つまり、これは ミュージカル映画 でした
主演のカトリーヌ・ドヌーヴはミュージカル女優として出演しています。
ストーリーは単純といえば単純で、最後の終わり方も個人的にはイマイチ不満が残るのですが、とにかく、カトリーヌ・ドヌーヴがとても美しく、特に彼女が21歳頃の作品(ドヌーヴは1943年10月22日生まれ)なので、本当に若くてキレイ
舞台は 1957年、フランスの港町シェルブール。
海を隔てた向こうはイギリスで、距離でいえば、パリよりもロンドンの方が若干近いかもしれません。
約50年前の時代のフランスの地方の街の路地、カフェ、ダンスホール、駅、バーetc...といった映像が素敵で、劇中で母親が経営する「シェルブール傘店」の中で登場した日本の小道具(畳、菊の花、桜?の枝)も面白いと思いました。
そして、ドヌーヴの衣装も素敵で、今見ても古さを感じさせません。
彼女がいつも手にしていた水色のスカーフも印象的でステキでした。
シェルブールの雨傘オリジナルパターンタイツが売られていました(笑)
言葉はフランス語なので、フランス語を勉強している人にはなかなか楽しく面白い表現が色々出てきます。
例えば、荒れた男性主人公が店に入った時に、
「un vin sec」 で 辛口白ワイン がグラスで出てきて、 「autre」で お代わり が注がれました。
うわ~単純。でも、たしかにそれでわかりますね
上にも書いたように、ストーリー的にはスッキリしないのですが、
映像と音楽、フランス語の心地良い響きを楽しむにはオススメだと思います。
なぜ今頃?と思って惹かれたのが、コチラの映画です。
シェルブールの雨傘 (1964年 フランス/ドイツ)
制作45周年を記念し、世界初のデジタルリマスター版を日本で特別上映していました。
ミッシェル・ルグランの、あの切ないテーマ曲が有名ですが、音楽はテーマ曲だけにとどまらず、なんと、セリフがすべて「歌」
つまり、これは ミュージカル映画 でした
主演のカトリーヌ・ドヌーヴはミュージカル女優として出演しています。
ストーリーは単純といえば単純で、最後の終わり方も個人的にはイマイチ不満が残るのですが、とにかく、カトリーヌ・ドヌーヴがとても美しく、特に彼女が21歳頃の作品(ドヌーヴは1943年10月22日生まれ)なので、本当に若くてキレイ
舞台は 1957年、フランスの港町シェルブール。
海を隔てた向こうはイギリスで、距離でいえば、パリよりもロンドンの方が若干近いかもしれません。
約50年前の時代のフランスの地方の街の路地、カフェ、ダンスホール、駅、バーetc...といった映像が素敵で、劇中で母親が経営する「シェルブール傘店」の中で登場した日本の小道具(畳、菊の花、桜?の枝)も面白いと思いました。
そして、ドヌーヴの衣装も素敵で、今見ても古さを感じさせません。
彼女がいつも手にしていた水色のスカーフも印象的でステキでした。
シェルブールの雨傘オリジナルパターンタイツが売られていました(笑)
言葉はフランス語なので、フランス語を勉強している人にはなかなか楽しく面白い表現が色々出てきます。
例えば、荒れた男性主人公が店に入った時に、
「un vin sec」 で 辛口白ワイン がグラスで出てきて、 「autre」で お代わり が注がれました。
うわ~単純。でも、たしかにそれでわかりますね
上にも書いたように、ストーリー的にはスッキリしないのですが、
映像と音楽、フランス語の心地良い響きを楽しむにはオススメだと思います。
「シェルブールの雨傘」もDVDで出れば良いのですが。
カトリーヌ・ドヌーブといえば数年前にカンヌ映画祭でパルムドールに輝いた「ダンサー・イン・ザ・ダーク」で主演のビョークの友人役で出演してました。
田舎のオバちゃん役でエンドロールを見るまであの美しかったドヌーブだとは気がつきませんでした。
日本で言えば田中絹代を目指してるのかな。
田中絹代は役者魂のある女優で早くに引退した原節子とは対照的に若い頃は美人女優として活躍したのに歳をとってもキタナイおばあさん役でもすすんで演じたそうです。
今の日本での田中絹代的な女優は松坂慶子でしょうか?
オバちゃん役がなかなか板についてきましたね。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は良い映画ですが後味はとても悪いです。
僕は早くに起きた時に観て夜明け前に観終わったのですが、あのラストを一日の始まりに観るのはちょっと。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もミュージカル映画?でいきなりビョークが歌いだしたときには吃驚しました。
フランソワ・オゾン監督の「8人の女たち」。
2002年の作品なので、だいぶ前になりますが、
貫禄たっぷりのドヌーヴに驚きつつ、フランソワ・オゾンの才能に感動した作品です。