本日出かけた試飲会で出合った中で興味深かったのが、レバノンの地ブドウを使ったオレンジワイン。
SKIN by DT 2020 Domaine des Tourelles
(Lebanon, Bekaa Valley)
レバノンのドメーヌ デ トゥレールのワインは何度も紹介していますが、これは初めて飲みました。
レバノンの地ブドウ「Merweh(メルウェ)」100% のオレンジワインです。
メルウェという品種を聞くのも初めて。
ベカー高原の標高1400mの粘土質&石灰岩質土壌の土地に、レバノン杉と一緒に生えている野生のメルウェを収穫し、野生酵母で発酵、アンフォラ熟成(スキンコンタクト4カ月、熟成12カ月)させているようです。
メルウェの樹齢は150年だとか。
メルウェについて調べてみると、もともと野生のブドウです。
地中海の山岳気候に適していて、成熟にはバラつきがあるため、熟したブドウのみを何回かに分けて選別しながら収穫しているようです。
(焦点がボケていてすみません)
飲んでみると、独特の風味があります。
ブドウ品種はまったくわからず、レバノンの野性ブドウ「メルウェ」だから、ですね。
タンニンの収れん味も印象的でした。
スキンコンタクトにより、果皮のタンニンが出てきています。
甘みはなく、ドライな味わいで、アルコール度数は11%と超ライト。
ワイン単独で飲むよりも、何かフードと合わせた方がいいでしょう。
クリーミーなチーズなどは無難なペアリングだと思います。
オリーブオイルを使った料理、クスクス、パスタ、などもいいかも?
口の中がギシギシするような組み合わせはNGで、油脂を使った口当たりのいいもの、甘みのあるもの、ドライフルーツ類はマッチすると思われます。
メルウェ100%でつくるレバノン初のオレンジワインということなので、特別なワインを探している方、興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
小売価格:3,510円(税抜)
輸入元:ヴァンドリーヴ
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