先週、イタリアはヴェネト州の白ワイン SOAVE ソアーヴェの試飲会が都内で開催され、訪問したことのある1社のワイナリーについてリポートしました。
今日は、ほかのワイナリーについても紹介したいと思います。
日本初登場、というワイナリーがありました。
La Vero Soave DOC 2020 Corte Canella
ソアーヴェの北東、Illasi（イッラージ）にワイナリーを構えるコルテ・カネッラです。
2009年に創業した家族経営ワイナリーで、2013年からは娘のグローリアさんが加わり、家族3人が中心となってワインづくりを行なっています。
ガルガーネガ90％、トレッビアーノ10％の白ワインで、アルコール13％。
ブドウの一部は収穫後に20日間乾燥させています。
残りのブドウもプレス直前まで醸造所内に置いて熟成させます。
5月に日本に到着したばかりのワインということで、飲んでみた印象では、まだ少し落ち着きがないように感じました。
ミネラルのざらざらした感じがあり、酸の骨格もしっかりあり、落ち着いたら、いい方向に変化してくれそうです。
ソアーヴェは日本に多くの生産者が輸入されていますが、コルテ・カネッラのような新しい生産者のワインが入ってくるのは嬉しいですね。
※輸入元：大倉フーズ （オープン価格）
ほかには…
個人的にも大好きな INAMA（輸入元：パシフィック洋行）
ここも以前訪問したMonte Tondo（輸入元：イタショク）
Monte Tondoのラインナップの充実ぶりが素晴らしい！
Gianni Tessariは2社が輸入（左：パンタレイ、右：アズマコーポレーション）
コスパのいいCorte Adami（輸入元：ファインズ）
Cantine Valpolicella Negrarは複数社が輸入（左：メルシャン、右：サッポロビール）
山のエチケットが印象的！（サッポロビール）
SOAVEといえばこの爽やかなイメージ！ Cantina di Soave（輸入元：高瀬物産）
軽やかでスッキリと飲めるものから、ミネラル感があり、しっかりとした味わいのもの、甘口、スパークリングと、バラエティ豊かなソアーヴェ。
お手頃な価格のものが多いので、家庭で楽しみやすいと思います。
暑くなりそうな今年の夏は、ソアーヴェが特においしく感じることでしょう 
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