秋のお彼岸を挟んだ9月の4連休ということで、旅行関連では初日から出足が好調だったようです。
しかし、先日こっそりつぶやいたように、Go To トラベルでは、割引率が同じなら割引価格が大きくなる高級ホテルの人気が高く、この時期じゃなくてもいいよねと思われたリーズナブルなお宿は、客の集まりが良くないそうです。
そうしたリーズナブルな宿泊施設関係者の間では、このキャンペーンの恩恵を受けるのはやっぱり大企業か…というやるせないムードがあるという記事を読みました。
本来なら手を差し伸べなければならないはずの零細旅館が、Go To キャンペーンのシステムでは漏れてしまいます。
もちろん、大きな旅館でも苦戦を強いられていると思います。
でも、このGo Toキャンペーンの趣旨は、旅行関係の人たちを救うことにあったはずです。
目先の割引金額に惹かれて、できるだけオトクなところに行かなくちゃ損だよね、という風潮になっているのが残念だと私は感じています。
政府もこのキャンペーンを実施するなら、Go Toの対象以外の宿泊施設も救わないと、という姿勢を見せてもいいんじゃないでしょうか。
弱者にも手を差し伸べる社会であってほしいですよね…
私は今回はあえてこのGo Toに乗っかる予定はまったくなく、人の少なそうなところに紅葉狩りドライブにでも行って、ゆったりしたいなぁと思っています。