ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

【人工股関節置換】 手術から2カ月でできることが増えた!

2020-08-15 16:23:25 | 人工股関節

【人工股関節置換】 手術から1カ月でできるようになったこと から続きます

 

6月に受けた手術から、2カ月が経過しました。

術後1カ月後から2カ月後では、かなりの変化がありました。

 

外来診察が術後約1か月半くらいにあり、その際に、以下のOKが出ました。

 

・浴槽に入る入浴

・自転車に乗ること

 

今は夏で暑いので、浴槽に入らず、シャワー浴だけで問題なく過ごせていますが、浴槽に入れるようになることは、非常に重要です。

私は夏の季節を選んで手術した最大の理由は、この入浴です。

冬の時期の手術を経験しているので、寒い季節にシャワーだけはとても耐えがたく、特に今回の人工股関節置換手術では、退院後もしばらくは浴槽に入れないことが予想できましたからね。

浴槽で温まることができるのは、本当に極楽です(笑)

 

今は夏ですから、温まるために浴槽に入らなくてもいいですが、医師からのOKが出たので、練習の意味で、1週間ほど浴槽に入ってみました。

入る時はもちろん、浴槽の中での姿勢、浴槽から出る時、これが一番大事なのですが、脱臼しないような角度で慎重に足を運びます。

 

浴槽の出入りができるようになったおかげで、お風呂掃除も、浴槽内に入ってできるようになりました。

その前は、長い柄の掃除用スポンジを使っていましたが、風呂釜を洗う時は、身を乗り出さないとならず、けっこう大変だったんです。

 

自転車は、漕ぐのは問題ありませんが、乗り降りは前のようにはまだできません。

片足をペダルにかけてチャッと乗り、サッと降りるという動作ができないんです。

まずは自転車をまたぎ、サドルにお尻を乗せてから、ペダルを踏みます。

以前は、左脚の方が2㎝ほど短かったので、地面に着けるのは右足で、先にペダルを踏み込むのは左足でした。

そのクセが身に付いているので、左で踏み込むと、現段階ではまだ脚の力が出ないので、なかなか車体がスムーズに進みません。

左右の動きをチェンジすればいいのですが、これはしばらく練習が必要です。

ペダルを踏み込む方を手術した方は、この点をご注意ください。

 

 

術後、左右の脚の長さの違和感があることを以前に書きました。

術後1カ月半でも感じていましたが、2カ月が過ぎても、まだ違和感があります。

つまり、手術をした方の左が長く感じる感覚が、まだ続いています。

 

1カ月半の診察の際に医師に言うと、

「今はまだ、股関節と連動している腰が付いてくる状態。腰と股関節を切り離し、別々に動くようにならないと、左右の長さの正しい感覚が戻ってこないとのこと。

 

え?そうだったんですか?

つまり、股関節の頭の部分(大腿骨頭)が、骨盤側の受け皿(寛骨臼)に収まっただけで、動きが悪い状態が、今の私の股関節の状態みたいです。

受け皿を支点に、大腿骨頭がぐるりとスムーズに動くようにならないといけないわけです。

 

となると、どうしたらいいんでしょう?

理論ではわかっても、その動きを獲得する方法がわかりません。

次のリハビリの時に療法士さんに相談すると、「お尻の筋肉を鍛えることが大事!」と言います。

 

お尻の筋肉というと、目立つのはいちばん大きな大殿筋です。

が、大殿筋の下にある中殿筋小殿筋が、股関節の動きには重要みたいです。

調べてみると、中殿筋と小殿筋がくっついているのは、大腿骨の上方外側の大転子(だいてんし)と呼ばれる突起です。

大転子に付着している中殿筋や小殿筋(股関節の外転筋と呼ばれています)が、股関節を外側に曲げる(外側に開く)ための筋肉になります。

この外転筋を鍛えることがポイントです。

 

そこで出してもらったのが、お尻の筋肉をキュッと締める動きをするなどのリハビリメニューです。

このメニューを始めてまだ10日ほどですので、すぐに効果は出ないと思いますが、左脚の方が長く感じる違和感は、少し減ってきたように思います。

 

 

そうそう、手術痕の方ですが、1カ月半の診察の時に、医師は手術痕を診ませんでした。

股関節の動きをチェックし、話を聞くのみ。

つまり、手術痕はもう放っておいていいもので、大事なのは股関節の動きの方なんですね。

ということで、やはり、リハビリが欠かせません

この時期にリハビリをサボると、後になって後悔することになりそうですから、術後3カ月は、しっかりとリハビリに取り組みましょう

 

 

退院時に腫れていた足先も、術後2カ月たつと、ほぼ元に戻ってきました。

昨日の画像(術後1カ月)と比べてみても、違いがわかるでしょうか。

ただし、軽いしびれ、ふくらはぎの張りなどは、まだ少し残っています。

 

(続く)

 

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