ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

いまどきの病院は入院中もテレワーク可能(笑)

2020-08-08 18:02:44 | 人工股関節

人工股関節置換手術のため、この6月に2週間近く入院していました。

入院中や退院後のリポートは、随時ここにアップしていますが、その原稿は入院中からiPad に書き溜めていたメモから起こしたものです。

 

これまでも、海外出張の際にはipodから投稿してきました。

が、今回は、入院することが今年早々から決まっていたので、ipodよりも文字が打ちやすく、画面が大きいものを病院に持ち込もうと思い、この3月にiPadを購入しました。

ちょうど、買い替えて1年もたたないPCが不調続きで、代替機を検討しなければならない状況でもあったので、価格面で納得のいくiPadの基本モデルをひとます購入することにしました。たしか39,800円です。

 

折しも、新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークやオンライン授業などが話題になり始めるほんの少し前のこと。

iPadが私の手元に届いた直後から、世間では在庫不足で入荷待ちになり、早く手配して良かったと思いました。

 

このiPadは、wifiに接続して使うモデルです。

自宅では、家のwifiにつなげて使っていますが、外でオンラインにつなぐには、モバイルwifiルーターが必要です。

私は海外で使うためのモバイルwifiルーターを持っていて、simフリータイプなので、出張の都度、simカードをAmazonで購入して使っています。

 

このルーターは、ヨーロッパ、中国本土、香港で問題なく使えてきました。

日本国内では使ったことがありませんが、日本国内用のsimカードを購入し、ルーターにセットすれば使えるはずです。

そこで、購入者のコメントを参考に、大手S社が出している日本国内専用のsimフリーカード15日用を購入しました。

 

私が入院した大学病院では、外来で病院のフリーwifiが使えます。

入院病棟にもwifiがあるかもしれないと思いましたが、念のために自分のwifiルーターを持参することにしました。

病室内では、携帯電話での会話はNGですが、メールやインターネットはOKという規則でしたので、ルーターさえあればネット接続でき、仕事もできます。

 

入院後、自分のベッドでwifi接続を試みるも、なぜかうまくいきません。

このsimカードのネットワーク設定があるはずなのですが、カードを購入した際に添付されていた説明書には、その設定内容が載っていません。

そもそも、simフリーカードは、スマホに差して使うケースがほとんどなので、説明書も、スマホの例のみでした。

wifiルーターで使う場合はルーターの説明書に従い…、と小さく書かれていましたが、そのカード自体の設定内容が必要なんですよ…

これまでに使ってきた海外用simカードには、それぞれのネットワーク設定内容がきちんと記載されていました。

ネットワーク設定内容をどうにか入手したい!

 

入院してから手術までの2日間、試行錯誤しましたが、相変わらずダメです。

問い合わせ先の電話番号にかけてみると、「この番号は現在使われておりません」ですって。

いったいどうしたらいいんでしょう?

 

外来の待合の方に降りていけば、ひとまずはつながりますので、手術後、車椅子で動けるようになった時には、売店に買い物に行ったついでにネットにつないでいました。

しかし、移動も大変です。

 

ところが、車椅子を卒業し、歩行器で歩けるようになった時、日曜日でなにもすることがなくてフロアを歩行練習していたのですが、ふと談話室に入って掲示物を見ると、壁にフリーwifiのIDとパスワードが貼られていました!

そこで、いったん病室に戻り、ipodを持って談話室で接続を試すと、つながりました~

壁には一週間の食事の献立メニューも貼られていたので、それもパチリ(笑)

 

iPadの方も病棟内wifiにつなぐことができたので、ようやく自分のベッド内でネット接続しながらの作業ができるようになりました。

これは楽です。

そもそも、入院時に、看護師さんにでも尋ねていればよかったんですよね。

昨年末に入院していた別の病院では、館内のどこでもwifiが使えなかったので、今回の病院も、外来待合では使えても、病棟内はさすがに使えないと思い込んでいました。

 

入院の途中で気付いたので良かったですが、気付かないままだったら…

もちろん、このsimカードは、もう二度と買いませんが。

 

まあ、とにかく、フロアをあちこち歩き回ってよかったです(笑)

ちなみに、この談話室の窓から東京スカイツリーのライトアップが見える、と同室の40代女性が言っていたので、ある日の夜、見に行ってみました。

 

 

曇りの日だったので、かなりうすぼんやりで、小さいですが、たしかにスカイツリー

富士山が見える窓もあったそうです。

 

しかし、今や病院によっては、入院病棟内でもフリーwifiが提供される時代なんですね。

おかげで、仕事メール対応もできました

入院中も仕事したい人にはいいですが、入院中だからできません、と逃げたい人には複雑でしょうか(笑)

 

コメント
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