ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ファンキーな日本のロゼワイン

2016-10-12 08:45:17 | ワイン&酒
先日の連休中、韓国から来日された素敵な2名のゲストを日本の居酒屋に迎えました(笑)

幹事役の方のコネで、居酒屋にワインを持ち込みました。
何にしよう?と考えた時に、やっぱり日本のワインがいいかも!


Gris et Gris 2015 Funky Chateau  (Japan, Nagano-長野県小県郡青木村)

私が選んだのは、巨峰83%、長野パープル5%、ピノ・グリ2%、その他というブレンドのロゼ。
自然発酵、無濾過、無清澄で、酸化防止剤は瓶詰め時のみに使用。

色はやや濁りのあるバラ色。抜栓すると、少し発泡がありました。
ほどよいボディの辛口ロゼですが、シャープ系ではなく、輪郭がややにじむ系。
フレッシュですが、やさしくて、ほっこり。



枝豆にも合いました(笑)

「ファンキーシャトー」は、今年の大河ドラマで盛り上がっている長野県上田市に近い場所にあります。2011年が初醸造、2012年に初出荷という新しいワイナリーです。今、ものすごい人気。
生産量が少ないため、買い求めた店では、“一人2本まで”の制限がありました。



MACABEU Finca Racons 2010 Tomàs Cusiné (Spain, DO Costers del Segre)

参加者が持参してくださったスペインのワインで、最初はブラインドで。
さっぱりわかりません…
正体は、スペインのDOコステルス・デル・セグレのマカベオの白。
6年経過し、しっとり、ねっとり。そして、ミネラリー。



Chateau Lumiere 2009 (Japan, Yamanashi-山梨県笛吹市)

こちらも参加者の持参ワインで、山梨県のシャトー・ルミエールの赤、2009年です。
ブドウ品種はメルトとカベルネのボルドーブレンド。
7年経過していますので、タンニンが溶けこみ、なめらかな落ち着きを見せています。
上品でスムーズ。ルミエール、久しぶりに飲みました。





ゲストの一人がお誕生日で、2次会はシャンパーニュ“パイパー・エドシック”でお祝い



今回迎えたゲストの一人は、昨年韓国で初めて会いましたが、今年はもう3回も会っています(笑)
ワインが結んだ縁ですね。

フランスで会い、台北で会い、東京で会い、さて、次は、いつどこで会えるでしょうか?

コメント (1)
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