ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ギリシャのパンいろいろ

2016-10-01 15:50:53 | パン
昨日、ギリシャヨーグルトの話題をお届けしたので、ギリシャの食 について、もう少し紹介してみようと思います。

食事に欠かせないものといえば、「パン」です。
ドイツではパン代わりにジャガイモが出てきたりもしますが、ギリシャでは、ほぼパンが出てきました。

その中でも特に気に入ったのが、少しクリーム色したパンでした。



色が見えにくいですが、山間部のスキーリゾート地の山小屋レストランで出てきたパンは、とても大きく、生地の色が淡いたまご色でした。

皮はむっちりで、生地はもっちり。甘いパンではないですが、少し甘みを感じました。
これはおいしい!
たくさん食べたいけれど、一切れが大きいし、これだけでお腹がいっぱいになりそう(笑)



また別のところでも、生地の黄色いパンが出てきました。

調べてみると、どうやら“セモリナ粉”が混ざったパンのようです。
セモリナ粉はパスタの“デュラムセモリナ”で名前をよく聞きますよね。
硬さがあり、粗挽きにされて使われることが多い粉です。

ギリシャ滞在中に食べた黄色い生地のセモリナ粉のパンは、どれもむちっとした歯ごたえがあり、とても気に入りました。
日本では、セモリナ粉のパンは非常に少ないようですが、探してみようと思います。



ほかのパンも紹介しましょう。


ざっくりしたシンプルな生地に黒オリーブが入ったパン


みちっと詰まった素朴な生地のパンは、あごが疲れるほど硬い!


ゴマをまぶしたプチパン


炙ってオリーブオイルをかけたフランスパン生地風の香ばしいパン


朝食には、ライ麦の混ざったドイツパン風のパンもありました





ワイナリーで朝食をいただいた時に出てきたのが、食パンのように薄くスライスしたパンをの間にハムやチーズを挟んだホットサンド風。



積み上げたレンガのような姿!



フルーツやチーズを添えていただきましたが、これだけでお腹いっぱいに(笑)





食パンのような薄切りパンはヨーロッパではあまり見ませんが、角切り食パンをスライスしたままの形でサンドイッチにするのは、ギリシャでは一般的なものらしく、高速道路のドライブインのショーケースには、食パンのサンドイッチが売られていました。



でも、やっぱり、食パンタイプではないパンのサンドイッチの方が多かったです。


ドライブインで売られていたクロワッサン(奥)、ポテトパイ(手前)



左の渦巻き状のパンもクロワッサンで、右隣はパンプキンパイ。
パイはあちこちで見られました。
これも同じドライブインで、いずれも軽食やおやつ用だと思いますが、どれも大きくてボリュームたっぷり!

パンもパイも、あれこれ食べてみたいですが、お腹の余裕と体力がないと、ギリシャのパン巡りは厳しいです(笑)

コメント (4)
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