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ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

日比谷松本楼で仏蘭西料理

2013-10-24 15:16:45 | レストラン&店
海外在住の先輩の一時帰国に合わせ、大学の先輩方や友人らとともに、
今年創業110年という老舗 「日比谷松本楼」 さんのレストラン “ボア・ド・ブローニュ” にて、素敵な仏蘭西料理のディナーをいただいてきました。

お料理はおまかせでお願いしました。




信州サーモンのスモーク オマールのタルタル

まずはアミューズ。このところ聞かれるようになったブランド“信州サーモン”ですが、身がやわらかくてクセがありません。これは穂高産とのこと。スモークの香ばしさが食欲を刺激します。サーモンで包まれたオマールの甘さとよくマッチ。彩りの美しさも、ごちそうですね。


フォアグラ

真空調理したフォアグラをポートワインのゼリーで包み、間にドライいちじくとピスタチオを挟んだ、ゴージャスな前菜です。周りに散らしてある色彩豊かな野菜たちは、白ワインビネガーで和えてあります。このフォアグラのとろけること、とろけること!


パン (手前のクルミパンは少々かじりかけで失礼します)


長崎産カサゴと帆立のポワレ 赤ピーマンのピューレ エストラゴン風味

皮目がカリッと仕上がったカサゴは白身の魚。上品でぷりっとした身に、おそらく魚の出汁も加えたであろう濃密なソースがまったりと絡み、エストラゴンがアクセントをきかせていました。
魚料理ではありますが、フレッシュでベリーの風味のある赤ワインにもオススメ。


長崎産和牛

スッとやわらかいのに脂を感じない肉質、ちょうどいい具合の火の入れ加減、それを包みこむようなまろやかでコクのあるソースとのバランスが絶妙でした。わたしは普段、肉料理を最後まで食べ切れないことが多いのですが、これはしっかり完食!コース料理を最後まで食べさせる技量は、さすがです。

魚も肉も長崎産。産地を合わせてくるところが面白いですね。


栗のブリュレ、ムース、アイスクリーム

季節の栗を使ったデザートは、一皿にいくつものスタイルが盛り込まれ、最後まで飽きさせません。甘党にとっては至福の時。口どけの良さと甘美な余韻にうっとり。
素晴らしいディナーのフィナーレを華やかに飾ってくれました。



いつもはもう少しカジュアルな雰囲気で集まっていますが、今回は、大学の同窓生であり、日比谷松本楼の副社長・小坂文乃さんのご協力もあり、素敵なレストランでの会食が実現しました。

しかも、本当に本格的な仏蘭西料理!
プロポーズや記念日、ウエディングなど、大事なシーンでよく選ばれるだけあります。
小坂さん、お世話になり、ありがとうございました。

日比谷松本楼
http://www.matsumotoro.co.jp/


実は、HPにはまだ載っていないスペシャル情報を小耳に挟みました。
今年のボジョレー・ヌーヴォーの解禁イベントでは、15リットル樽のヌーヴォーワインが飲める“ボジョレー・ヌーヴォー祭”が開催されるようですよ
HPのチェックを怠りなく


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