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ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

蛙とフレンチとワイン

2006-11-05 13:46:21 | ワイン&酒関係雑記
「蛙」(かえる) は、日本ではあまり食べませんが、

フランス料理ではよく出てきます。

たしかに、生前の姿を想像すると、食欲がちょっと失せそうになりますが、
私は全然OKな食材です。

「へび」も大丈夫だし、
ま、原形をとどめずに調理されれば、たいていのものはOKです 

で、「カエル」に話を戻すと、
食感は「鶏肉」みたいだし、味も淡白だから、シンプルな調理法がいいですね。




これは、先日いただいた、
生姜風味のコンソメジュレ仕立てのグルヌイユのキュイス
(グルヌイユ:カエル、 キュイス:もも肉)

温野菜がたっぷりと添えられ、ホタテも加わった冷製の前菜で、
臭みもなく、さっぱりといただけました。

これに合わせたワインは、ボルドーのソーヴィニヨン・ブラン
タルがきいていたので、ちょっとまったり気味でしたが、
ソーヴィニヨンはカエルに合うワインだと思います。

以前、パリの2つ星レストランで蛙をいただいたときは、
ロワールのシュナン・ブランを合わせました。

この時は、もも肉にスパイスを付けて揚げたもの。
シュナン・ブランとはグッドなマリアージュでした。

調理方法にもよりますが、
カエルは、ロワールの白、つまりソーヴィニヨン・ブランシュナン・ブラン
ちょっとボディのあるミュスカデなんかと一緒だと、おいしくいただけそうかな。

コメント
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