お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

「母の日」に想う

2009年05月10日 | 社会
 今日は「母の日」 町を歩くと、どの店も「母の日」一色と言った案配ですね。

 私は今年はちょっとこの日が来るのがいやでした。私にはもう「おかあさん」と呼べる人がいないのですから・・・

 教会の帰りの電車。始発の新宿駅から乗り、空いていた席に友人と座りました。そこからいくつ目の駅だったでしょうか、お年を召した女性達が乗り込んできました。

 私と友人はすぐ立ち上がり、席を譲りました。
「まあ、ありがとうございます!」と、席に座られました。「いいえ、私達の方が3歳くらい若いみたいですから・・。」と下手な冗談を言いながら、お二人とも80歳くらいかなあと考えていました。
 お話ししていくと、白髪の婦人は90歳でした!イヤリングやネックレスを身につけ、おしゃれなその姿からはそのお年には見えません。

 生年を伺うと、大正8年生まれとのこと。私の実母が7年生まれですから、母が元気ならこの方と同じくらいなんだなあと思うと、急に親近感が湧いてきました。

 お顔の色つやもよく、話し方もしっかりしていらっしゃって、本当にお元気そうでしたが癌を患ったとか。でも、こうして電車に乗ってお出かけされて・・・
 ご家族が羨ましいと思いました。

 新百合ヶ丘につくと、駅前で「難病の子供達を救おう」と、何人もの人が旗を持って立ち呼びかけていました。
 叫んでいる男性のそばは通り過ぎましたが、そのあと年配の女性が募金箱をもって、黙って立っていらっしゃる姿を見たら、募金せずにはいられませんでした。
「がんばってください」と言うと、にこにこしてお礼を言われました。

 私自身も「母」ですが、「母の日」に思うのはやはり、亡き二人の母のことばかりです。いまでも、考えるだけで涙ぐんでしまうのはなぜでしょうか・・・・

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