拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

楽友協会、フライパン、ヴァイオリン

2012-04-27 21:15:28 | インポート
以前、ウィーン楽友協会の原語である「Wiener Musikverein」を直訳すると、「ウィーン音楽協会」になる、という記事をアップしましたが、同協会の正式名称は、「Die Gesellschaft der Musikfreunde in Wien」だそうで、これだと、なるほど、ウィーンの音楽の友(雑誌の名前みたい)の協会、となり、「音楽の友」=「楽友」であれば(これは確立した短縮語だろうか?)、楽友協会となります。話は代わって。テレビで、ダイアモンドコーティングのフライパンの宣伝をしてて、タレントの皆さんが金属ベラでがしがしやって(これ、すごいインパクトあった)、で、大丈夫だって私、結構、調理器具にそそられる。で、ネットで調べてみたら、あれーーー?発売元さんは金属ベラを使うなと言ってるぞじゃあ、現物見て確かめようとホームセンターに行ったら、やれセラブリッドだあ、やれマーブルコーティングだあ、みんなよさそう。結局購買意欲減退して何も買わずに帰りました。選択肢が多すぎるとこうなる。これってぇのが一つだけだと迷いません。「吾輩は猫である」で、吾輩の飼い主のくしゃみ先生の弟子が、店につるしてあったヴァイオリンがどうしても欲しくなって、でも明治時代の田舎でヴァイオリンを買うのはものすごく勇気がいる、ある日一念発起して買いに行った、って話をするくだりがあります。この場合、店につるしてある一丁のヴァイオリンということで他に選択肢がなく、気持ちがそれに集中したのでしょう。

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