拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

肉食のすすめ

2017-05-25 08:39:59 | グルメ

やはり缶詰のせいだった。ここのところの不調の原因は。と言っても賞味期限切れのせいではない。缶詰の中身は大体魚。でも、忘れていたが(忘れるなよ)、私は肉食系だった(あくまでも食卓の話。色事においては草食系……というよりも霞食系=仙人)。昔の猫が短命だったのは、肉食の猫に猫まんま(ご飯+α)を食べさせていたからだ。で、昨日の夕方、カマキリが自身に寄生するハリガネムシに操られて水辺に向かうごとく、私は私の中でたぎる肉欲……じゃなくて肉食欲に操られてスーパーの肉売場に向かった。で、久々の肉(ステーキの角切り300g。500円也)に舌鼓をうちながら見た「がってん」は、タイムリーなことに「じーさんばーさんに肉を食べさせよう」って話。O!とうとう、NHKも真っ正面からこれを言うようになったか。一昔前、肉は健康の敵と言われた。弱小球団だったヤクルトや西武を日本一に導いた広岡監督は、肉は腐った食べ物だといって(たしかに、腐りかけが一番旨いとはいう)、選手の肉食を制限した。これに怒ったのは日本ハムファイターズ。西武を「ヤギさんチーム」と呼んで敵視した(が、当時の西武は強かった。草食の賜物というよりいい選手が揃ってた。そんときの選手の多くが後に監督をやったもんね)。だが、元気な高齢者に好きな食べ物を聞くとみんな肉と言う。よし、これからは、肉と缶詰の魚を日替わりにしよう。