拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

がきんちょと蛙の協奏曲(四季の森公園の不動の滝)

2017-05-09 09:19:09 | 日記

四季の森公園はどうやってできたんだろう?田んぼがなぜ池になったんだろう?耕作放棄?とか思って調べたら、なんと、もともと神奈川県がこのあたりを住宅地にするために買収したのだが、貴重な自然の宝庫であることが分かったので用途を変更して自然公園にしたというのだ。わが郷里が誇らしい。住宅を建てれば家賃が入ってくるだろうに、それをせずに、あえて維持費のかかる公園を選択したというのだから(因みに、この公園の入園料=ただ)。さて、遊歩道をどんどん進むと風景が狭まってきていよいよ山の中。すると、水たまりにでくわした。「不動の滝」とあるが、滝は流れてない。ここも覚えがある。昔、泉が湧いていたところだ(たしか)。で、小学校の課外授業はここでひきかえしたんだと思う。で、湧いてる水はきれいな飲める水だったが、ある日「○○君があの泉でおしっこをしたからもう飲めない」というニュースが聞こえてきた。そういう悪ガキが必ずいるものだ。で、現在、その水たまりにはおたまじゃくしがたくさんいてがきんちょが歓声を上げながらすくってた。と、そのがきんちょの歓声をかき消すかのように蛙の大きな声。実にバロック的な協奏曲であった。