麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第7回)

2006-03-18 18:41:06 | Weblog
3月18日

立ち寄ってくださって、ありがとうございます。

 今週は、先週の続きで、長編『風景をまきとる人』(第7回)とあわせて、掌編集を読んでいただこうと思います。
 ここに書かれているのは、もちろんただの物語ですが、実生活でも私には、子供のころから夢と現実が区別できなくなることがとても多くあって、いまでも、こうしている自分が、小学校3年5組の学級新聞を書いている自分の、マジックインキの揮発性のにおいの中にいるだけで、ある日学級新聞を書いている自分以降の自分はそのマジックインキのにおいとともに消え去り、3年生の自分の不思議な思い出となって頭をかすめるのではないか……そんな気がしたりもするのです。

 病院に電話するのは、待ってください。

 あなたも、きっとそうでしょう?

 
なんだか、「世にも奇妙な物語」のタモリ氏みたいになってきましたね。

 では、また来週。
 
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