我が家のリビングの改装を手掛け、掛時計を買うことになった。事の起こりはかねて念願の書が手に入り、額装したら、縦横1×2メートルの予想外の大きさとなり、リビングに飾るしかなくなってしまったからだ。それで、折角二段にした本棚をパソコンの部屋に持っていき、仏壇も客間に持っていき、すっきりしたところで改めてリビングを見渡すと、どうもテレビの上あたりが寂しい。ということで、掛時計を飾ろう、ということになった。家の中に貰いものの置き時計はいっぱいあるが、掛時計はない。買ったこともなきれば、置いたこともない。
ということで、早速かみさんと近くの時計屋や、百貨店などを覗いたが、なかなか気に入ったのが見付からなかった。結局、二回目に行った玉川高島屋で電波式の掛時計なるものを金2万1千円也で購入した。デザインが良かったのとリビングの雰囲気に合っていたからだが、何よりも電波式というのが気に入った。腕時計では電波時計なるものをよく目にするが、掛時計で電波式というのは初めて聞いたので、試してみたくなったのだ。
家のことはかみさんに任しているので、買い物に行ったかみさんが戻るのを待って、掛時計を飾る作業に取り掛かった。まず、掛ける位置を決め、備え付けのフックを壁に打ち込み、次いで説明書に「予め電池がセットしてあるので、スィッチを上に上げるだけで時刻合わせは自動的に行います」となっているので、本当かいな、と思いながら、スィッチを上にあげ、フックに掛け、かみさんと2人で見守った。
すると、しばらくして、時計の長針は短針を従え、クルクルと回り出し、丁度その時の1分位先の正時刻のところで止まった。そして時刻が正時刻になると同時に動き出した。思わずかみさんと顔を見合わせ、「何と頭のいい時計だ」と言い合った。
で、かみさんに「奥さんより頭のいい時計だ」と言ってしまった。それを聞いたかみさんは口を尖らせて「だけど、時計はご飯を炊かないし、料理も作らないから」と宣った。けだし、名言である。電波式掛時計は時刻こそ正確に刻むが、それ以外のことはしない。もちろん、ご飯も炊かないし、料理も作らない。
掛時計の説明書を見ると、電波式掛時計は5年間は保証されるが、その後は手動式になる、と書いてある。電池の寿命の問題なのか、よくわからないが、電波時計の利用期限というものでもあるのか、まあ時計が5年も保てば御の字なのかもしれない。
ということで、早速かみさんと近くの時計屋や、百貨店などを覗いたが、なかなか気に入ったのが見付からなかった。結局、二回目に行った玉川高島屋で電波式の掛時計なるものを金2万1千円也で購入した。デザインが良かったのとリビングの雰囲気に合っていたからだが、何よりも電波式というのが気に入った。腕時計では電波時計なるものをよく目にするが、掛時計で電波式というのは初めて聞いたので、試してみたくなったのだ。
家のことはかみさんに任しているので、買い物に行ったかみさんが戻るのを待って、掛時計を飾る作業に取り掛かった。まず、掛ける位置を決め、備え付けのフックを壁に打ち込み、次いで説明書に「予め電池がセットしてあるので、スィッチを上に上げるだけで時刻合わせは自動的に行います」となっているので、本当かいな、と思いながら、スィッチを上にあげ、フックに掛け、かみさんと2人で見守った。
すると、しばらくして、時計の長針は短針を従え、クルクルと回り出し、丁度その時の1分位先の正時刻のところで止まった。そして時刻が正時刻になると同時に動き出した。思わずかみさんと顔を見合わせ、「何と頭のいい時計だ」と言い合った。
で、かみさんに「奥さんより頭のいい時計だ」と言ってしまった。それを聞いたかみさんは口を尖らせて「だけど、時計はご飯を炊かないし、料理も作らないから」と宣った。けだし、名言である。電波式掛時計は時刻こそ正確に刻むが、それ以外のことはしない。もちろん、ご飯も炊かないし、料理も作らない。
掛時計の説明書を見ると、電波式掛時計は5年間は保証されるが、その後は手動式になる、と書いてある。電池の寿命の問題なのか、よくわからないが、電波時計の利用期限というものでもあるのか、まあ時計が5年も保てば御の字なのかもしれない。
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