鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

日本のリーディング産業となるか、ゲームソフト

2006-09-23 | Weblog
 コンピュータエンターテインメント協会主催の「東京ゲームショー2006」を見よう、と朝から幕張メッセに向かった。永田町で有楽町線に乗り換え、丁度発車間際で、最後尾車両の乗り込み、混んでいるなか文庫本を読んでいたら、前に座っている女の子がにらんでいる。構わず、次の桜田門駅で前の席が空いたので、座ろうかな、と思ったら、さっきの女の子がウインドウのステッカーを指差す。見ると「女性専用車両」となっている。周りを見ると、確かに女性ばかり、朝のラッシュタイムはそういうことになっていたな、と思い、「こりゃ、失礼」と言って、前の車両に移った。趣旨はわかるが、急いでいる時とかはついつい忘れてしまう、車両のどてっぱらにもっと大きく書いてもらわないと、わからない。とはいえ、恥ずかしいミスはミスであった。
 ともあれ、幕張メッセのある海浜幕張駅に着く。やたら外人が多い、と感じた。ホール5の前での開会式をちょっと覗いてから、会場に入ろうとすると、ホール1の入口前は長蛇の列、おさまるまで、椅子に腰掛けて待っていたら、なんと列が解消するまで15分かかった。展示会場内に入ると、照明は落としてあるうえ、各ブースの発する音楽や声で喧騒状態。しばらく歩いたが、どうも疲れる。たまたま、ホール1の奥に白い長椅子が置いてあったので、カバンを枕にちょっと一休みした。前々日のお酒が残っていて、身体がだるい。幸い、暗くて誰が寝ているのかわからない。30分くらい、喧騒の中でじっくり孤独の休養をとって、館内見学に出かけた。
 セガ・エンタープライズ、ソニー、マイクロソフトが大々的にブースを作りこんで、大勢のファンを呼び込んでいる。今年で10回目の展示会だが、今回は台湾、カナダ、韓国など海外からの出展社が多くて、出展社数は148社と過去最高。それと、NTTドコモ、KDDIが大きなブースを構えているのが目についた。携帯電話でゲームを楽しむ時代がやってきたことを表している。
 昨22日は招待日だが、結構人が入っていた。鈍想愚感子はほとんどゲームをしないが、最近は大人でもゲームを楽しむ人が多い。電車の中で携帯電話を一生懸命操作しているのは半分はゲームだ、という。そういえば、過日、NHK衛星テレビでフランスで開催されたジャパンフェスティバルの会場から鴻上尚史氏の司会でフランス人数人がパネラーとなるパネルディスカッションを放送していたが、その中でフランス人の多くが「日本の漫画がクール(格好いい)」と言っていたのが印象に残っている。パリには日本の漫画専門店がいくつもある、という。日本の漫画はストーリーがあるからいい、ともいう。
 ゲームソフトも漫画に通じるところがある。宮崎駿監督のアニメーションが海外でも高い評価を受けているのも同じことがいえるのかもしれない。日本の繊細な感覚が反映されたアニメ、ゲームソフトはエキゾチックな魅力がある、と海外の人には映るのだろう。となれば、日本のゲームソフトは意外と外貨獲得の協力な武器ともなることだろう。幸い、ゲームソフトは言葉は要らずに万国共通である。
 東京ゲームショーの会場に群がる人々を見ていて、そう思った。
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2006-09-23 15:56:36
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