鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

異例の寒波襲来で、ギックリ腰となり、人の痛みの理解深まる

2009-11-21 | Weblog
 20日、いつものようにフィットネスクラブへ行き、水泳をした後にジャグジー風呂に入り、ロッカールームでトレーニング用ウエアに着替えようとして、立ち上がった拍子に突然、腰にギクッとした痛みが走り、スムーズに身体が動かせなくなってしまった。いわゆるギックリ腰症状となったようだった。通常、重いものを持ち上げようとして、突然動けなくなる、と聞いていたが、単に腰を上げようとしただけで、ギックリ腰となってしまったようだ。ギックリ腰は疲労と運動不足から来ると思っていたので、日ごろ運動を心掛けている鈍想愚感子としては関係ないと思っていた。それもよりもよって運動しているフィットネスクラブで発症するとはなんたる皮肉か、とも思った。
 そういえば今週は11月にしては異例の寒波襲来で、17日に雨のなか鶴見總持寺へ行き、広い本堂で寒さのなか、法戦式に参加したことがあった。午後になって、かみさんが右の白目から出血しているのを発見した。昔から冬に緊張したりすると目から出血することがあったが、いつも数日で何事もなく治っていた。今月になって、お世話になっている会社の3日間の集中討議があって、多少緊張していたことも響いているのかな、と思った。
 その2日後、寒さが足にきたのか、右足がひきつるような感じがして、これも寒さのせいかな、と思っていた。それも底の薄い靴を履いたせいか、と思ってウオーキングシューズを履いて外出したら、多少痛みも和らいできた。右目の出血も2,3日で収まってホッとした矢先に起きたのがギックリ腰だった。右目の出血、右足のひきつり、そしてギックリ腰が関係あるのかどうかわからないが、異例の寒波襲来によるものだけは確かである。
 とりあえず、トレーニングもそこそこに家に帰ってきて、医学事典で調べたら、当面安静にしていることと書いてあったので、横になったが、何をするにも動作がゆっくりになってもどかしいことこの上ない。まるで、ロボットになったようで、とにかく腰がかがめないので、靴下ひとつ脱いだり、履いたりするのがしんどい。
 ギックリ腰なるものになったのは初めてのことで、毎朝起きては腹筋2運動を20回くらいしていたのが嘘みたいな状態となってしまった。日ごろ、何不自由なく身体を動かしていたのがいかに幸せなことであるか、を思い知らされた。腰ひとつ不自由になったくらいで、生活が一変するのだから、目が見えないとか、身体障害者の生活がいかに大変なものか、がよくわかった。
 自分では憶えていないが、かみさんがよく足を痛めたり、手を痛めて接骨医に罹ったりしていると、「自分で治せ」と叱ったりした、という。で、不自由に身体を動かしている姿をかみさん見て、「人に言うと跳ね返ってくるのね」と嬉しそうに笑う。
 笑われても動かないものは仕方がない。寝違いでも治るのに2、3日はかかる、増してギックリ腰は元に戻るのに2週間くらいかかる、という。ここは日ごろ、お世話になっている人に感謝して養生に心懸けるしかないようだ。
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