prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「アジア映画の大衆的想像力」 四方田 犬彦

2007年10月31日 | 


中国の「梁山伯と祝英台」、韓国の「春香伝」、タイの「メー・ナーク」、そして日本の「忠臣蔵」といった国際映画祭の類には乗らないもっぱら国内の一般客向けの“ローカル・フィルム”がリメークを繰り返されるうちどう進歩を遂げるかを追う縦糸と、それらが国境を越えて交感し合っている様子を活写する横糸からなる、汎映画史。

なぜウルトラマンがタイで作られたことがあり、また作られているのかというと、監督が日本に留学して個人的にだが円谷英二から許可をもらってたからなのね。タイ製ウルトラマンというのは、えんえんと兄弟でタイ舞踊を舞い続けるというから、なんか見たくなる。ウルトラマンがホトケのイメージというのは、納得。


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