prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ハリウッド的殺人事件」

2004年01月20日 | 映画
考えてみると、主役二人のキャラクターは別々に設定されて別々に動いているのであって、仕事上の協力以外に互いに関わりあうことってないのだね。だからドラマとするとずいぶん食い足りない。そのくせアクション・シーンはラストに思いだしたように長々とあるだけで、喋っているシーンがずっと続く。悪役が大して憎々しくないので、やっつけ方がやり過ぎに見える。ジョシュ・ハートネットはおよそ「欲望という名の電車」のスタンレーという柄じゃないのは、ハズしているつもりなのだろうか。結局、ハリソン・フォードは何で儲けていたのだか、よくわからない。
カメオ出演がロバート・ワグナー(意外と老けてない)とか、フランク・シナトラ・jrというのは、シケた感じ。カーチェイスの最中、フォードが運転を代わって走りだす時はシートベルトをしていないのに、ぶつけてエアバッグが膨らんでいるところでは絞めている。

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