prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ブライド・ウェポン」

2020年08月29日 | 映画
ロケもプエルトリコ、キャスティングもプエルトリカンが目立つアクションもの。
主役の本物の女性格闘家ジーナ・カラーノが男たちをびしびし容赦なく痛めつける痛快さが売り。

しかし、手錠をかけた女性を男の刑事がトイレの中にまでついていって見張るというのは珍しいというか、いいのかという感じ。ついていったからノサれてしまうわけだが。

スポーツなどで使う小型カメラ(アクションカメラとかウェアラブルカメラとかいう)をよく使って、高所に張られたワイアに実際にしがみついた人間の接写とか撮っているのがちょっと新味。

プエルトリカンは子沢山というけれど、終盤、わらわらと子供たちが大勢湧いてきてヒロインたちに加勢したり、取り囲んで格闘を見物したりしている。
処刑は子供の目を覆って見せないようにして行うのも珍しい。

トリート・ウィリアムスとかスティーブン・ラングとかダニー・タレホといった名前が並んだキャスティングだと、誰が一番悪いのかわかりにくくて、「プリズン・ブレイク」のスクレことアマウリー・ノラスコがラスボスになるのがちょっと座りが悪い。出てくるの遅いし。




「ブライド・ウェポン」 - 映画.com「ブライド・ウェポン」