prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「空飛ぶタイヤ」

2018年07月08日 | 映画
中小企業が大企業の横暴に挑む話であると同時に、大企業の内部にいるまともな、というかリコール隠しがばれたら大打撃になるのは必定なので合理的判断をしている社員たちの内部告発の話でもある。

両者の代表である赤松社長(長瀬智也)が担当課長(ディーン・フジオカ)となんとかコンタクトをとろうとしてかなり長い間逃げ回られるあたり、彼らが互いに平行し、ほとんどの場面で対立しながら、ある一点では協力関係になる力学がきちっと描かれているのに感心する。かなり大人な視点。
それが現実と照らし合わせて甘く見えるかどうかはかなり微妙。

大企業の連中、特にトップがやたらいいもの飲み食いしているのにむかっとする。
対する中小企業の社員あまり飲み食いしている場面がない。社長が運転しながらコンビニにぎりを頬張るなどわかりやすい対比。

長瀬、フジオカがやたら男前。
(☆☆☆★★)

「空飛ぶタイヤ」 公式ホームページ

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