prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「シリアスマン」

2012年05月11日 | 映画
落第点をとっているくせに単位をくれと担当教授相手に言い張り、賄賂をそっと置いていき、さらには親が来て名誉毀損で訴える(意味わかります? 落第したら不名誉だからということらしい)と言い出す東洋人の学生が出てくるので、韓国系かいなと思っていたら当たり。アメリカでもそういうイメージなのかな。

なんともいえないイライラが重なっていくあたりはコーエン兄弟作ではおなじみといってよく、似たような新興住宅が並んでいる空間がひろびろしているのに芝生の緑まで人工的で何だか息苦しい。
主人公の父親が大学教授というのは、兄弟の父親の投影なのでしょうけれど、ユダヤ教のラビにも微妙にずれながらつながっている。

ひとつひとつのシーンはわかりにくいところはないのに、つながっていくとどういう意味なのかわからない作り。

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5月10日(木)のつぶやき

2012年05月11日 | 映画
09:01 from gooBlog production
「スライディング・ドア」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/de…

15:14 from SOICHA
もう雨やんだ…。

15:28 from Tweet Button
ロマン・ポランスキー、ドレフュス事件を映画化! cinematoday.jp/page/N0041960 @cinematoday 20世紀のユダヤ人差別の原点みたいな事件ですからね。ポランスキーが描きたがるわけで。

15:31 from SOICHA
リチャード・ドレイファス製作主演で作った逆転無罪というのもあったけれど、ドレイファスってドレフュスとfが一つ多いだけて、ほとんど同じスペルなのですね。もちろん彼もユダヤ系。

15:33 from SOICHA
メリエスが作ったドレフュス事件の再現フィルムなんていうのもあるのですね。トリック映画ばかりでなく。

15:41 from SOICHA
裁判って、勝っても裁判そのものの金銭的時間的コストを差し引いたら、プラスどころかとんとんになることもないように思える。そういうメッセージを改めて小沢裁判は出している気がします。小沢でこれだけ嫌がらせできるのだから、一般人においておや。法は建前としては平等に適用できるのですからね。

19:25 from SOICHA
讀賣新聞も、原発を再開させたくてしょうがないみたいだな。いくら正力松太郎が原発推進の元祖とはいえ。

by yapoono6 on Twitter