prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「tokyo skin」

2007年05月29日 | 映画
1996年製作だから十年ちょっと前の風俗なのだが、驚いたことに携帯がまったく出てこない。六本木を撮っても、ヒルズもミッドタウンも出てこない。
在日外国人のイメージがもっぱら犯罪の動機を含めて被害者がかっているのも、時代を感じさせるし、今見て正直一番かったるいところでもある。
孔子の引用も逆に日本くさい。
古くなった分風化したかというとそうでもなく、逆にズレがある分当時はなんでもなかったことろが興味深くなっていたりする。
「ウエスト・サイド物語」ばりに壁の落書きをデザインしたタイトルが格好いい。
(☆☆★★★)


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