prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ウォルター少年と夏の休日」

2004年08月05日 | 映画
予告編からだと、ありがちな老人たちと少年の交流を描く感動作かと思っていたら、かなり「ビッグ・フィッシュ」ばりのホラ話の要素が大きい。そうでないと、成長したウォルターの職業がマンガ家という意味がない。
マイケル・ケインのお話として描かれるアフリカでの冒険談っていうのは、どう考えてもホラとしか思えない。ホラでもいいのだが、そう思わせた上でノセるというのはかなり難しいので、画面にすきま風が吹くのはちょっと困る。ロバート・デュバルがやたら強くて4人の若者を叩きのめすというのも。それ以外の場面の質感や時代色の出し方が見事な分、目立つ。
演出力不足というのだろうか、原題はsecondhand lionsだが、本物のライオンが死ぬ場面でカットが明らかに足りない。
エンド・タイトルでロバート・デュバルのヘアスタイリストのクレジットが出たのが可笑しかった。若い時からハゲで有名な人なのに。
(☆☆☆)

脚本病棟24時

2004年08月05日 | Weblog
http://jp.shockwave.com/shortfilms/shortfilms.html
で公開中の短編「脚本病棟24時」が可笑しい。
アメリカにはScript doctorっていって、脚本の手直しをする専門家がいるのだが(と、いうか直してばっかいるのだが)、アイスTを出せ、主題歌はセリーヌ・ディオンだという調子のありがちな“治療”が施さたりするのが、「ER」ばりの救急ドラマのタッチで描かれる。
メインスタッフが全部Fields姓。一族だろう。

麺類

2004年08月05日 | Weblog
財布が紛失していて、仕方なくバラ銭をポケットに入れていたのだが、室内のゴミ箱をひょいとどけたら、下にあった。やれやれ。しかし、バラ銭だとやたらと一円玉が増えるな。
三日続けて昼は冷やし中華。ゴマだれと黒酢だれと使い分けてはいるが。
「海猿」という海鮮味のカップラーメン、気まぐれで買っておいて食べてみたら、結構いけた。映画の公開が終わったもので、もう売っていないみたい。「渡る世間は鬼ばかり」ラーメンはいただけなかったが。まだ売っていますが。