新生

 「あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。」(ヨハネ3:7)

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 このようなことは実にひさしぶりだ、体が鉛のようにだるくて重いというのは。

 ところで私の20代、乏しい金銭は多数の週刊誌とマンガの購入に消えていった。
 スキャンダラスで実証性に乏しいその内容を、真顔になって真剣に読んでいたものだ。
 パソコンゲームだのなんだの、その類の遊興にも身をやつした。

 今の私は、そういったものからは完全に無縁だ。
(新聞広告で見出しを見る程度。)
 歳がそうさせるのかとも思ったが、かつて読んでいた週刊誌、月刊誌の多くは、「今の私」の世代をターゲットにしている。
 そういえば、テレビというものも、ほぼ、見ない。
 結婚2年目にテレビが壊れたとき、慌てふためいて替えのテレビを買いに行ったのは一体何故だろう。

 ごく自然と変わってしまった。
 もっぱら、聖書によって。
 タイトルを「新生」としたが、こういうのを「新生」と呼んでいいのかどうかは分からない。
 ただ、確かに私は全く変わった。
 その変わりぶりは、「生まれ変わった」と言っていいほどだとは思う。

 体がだるかろうが何だろうが、私は変わったのだろう。
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