預言

 「さあ、来たれ。論じ合おう。」と主は仰せられる。「たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。」(イザヤ1:18)

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 旧約聖書に編まれている預言書・イザヤ書から。

 「あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる」。
 この預言は、キリストの十字架の死と復活によって初めて実現した。
 「十字架の贖罪」とか、まあことばは何でもよい。
 ともかく、「罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる」。
 これは「赤」が「白」に変色するのとは異なる。
 「赤」の上に、雪のような「白」が分厚く降りかかって「地」をコーティングしていただける。
 罪そのもの(上に書いた「地」)がなくなるわけではなく、罪を赦していただけるのである。
 本来「赤」であるものを「白」に見立ててくださり、そしてそのこと(「赦された」)を自身も深く気付くこと、これが罪の赦しだ。

 仲介者キリストの立ち会いの下、「さあ、来たれ。論じ合おう」と神が申し出てくださる時が来るはずだ。

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