サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

小樽へ

2016-01-04 | 『勝手に帯広通信』
年末、小樽へ。古い洋風建築が立ち並ぶ坂の多い港町。

この光景、まるでウラジオストク!
日本銀行旧小樽支店の壮麗な建物は、
東京駅と同じ設計者、辰野金吾氏らによるもの。

内部は現在、金融資料館に。

高々とした天井をもつ旧営業場。

かつて「北のウォール街」と呼ばれた通り沿いには、
明治後期から昭和初期にかけて建てられた
大手銀行の建物がいくつも残り、見ごたえあり。
久々に「街」を見ました(笑)。

石造りやレンガ造りの建物がそこここに。
  

小樽市内には市場が9つもあるとのこと。
そのひとつ、駅の近くにある三角市場。


市場内も坂道。


カニの季節到来。高くて買えませんが。


市場で食べるなら、やっぱり海鮮丼。

ハーフサイズのミニ丼ですが、大満足。
実は、北海道に来て海鮮丼を食べるのは初めて。
内陸の帯広に海産物はないのです。
なので夕食もお寿司屋さんで魚介三昧。
残念ながらウニもシャコも時期外れだったので
次の機会のお楽しみに。

宿泊はオーセントホテル小樽。

11階からの眺望を楽しみながら朝食バイキング。
野菜の種類が多くて嬉しい限り。
このホテル、大浴場やベーカリーもあり、お薦めです。

二日目の朝、お寿司屋さんに教えていただいた南樽市場へ。

正月用の海産物を見つくろって発送。

そして向かった先は、祝津漁港を見下ろす
にしん御殿、小樽貴賓館。


小樽の反映を支えたニシン漁の夢の跡。

館内撮影禁止のため、豪華さが伝わりにくいですが、
伝統工芸の粋を集めた、いぶし銀の和の館。
三代目の女性当主の趣味なのだそう。
お屋敷の二階からは、ニシンの群れで真っ白になった
日本海が見渡せたのだとか。

併設の食事どころでニシンそばも食べられます。


漁港を見下ろす高台には、もうひとつのニシン御殿が。

小樽市鰊御殿。残念ながら冬季閉館で見られず。
高台のてっぺんに見えるのは、日和山灯台。

漁港にはこんな子たちが…。

特有の斑点をもつシノリガモ。初めて見たかも。
英名ハーレクイン・ダック、
ロシア語ではカメヌーシカというのだそう。

ところで、小樽といえば運河ですが…。

自撮り棒を手にしたアジアの観光客に席巻されて
こんなことになっていた!
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