去る2月28日、毎日新聞とロシースカヤ・ガゼータ主催の
「日本・ロシアフォーラム」に行ってまいりました。
午前のメインフォーラムにつづき、午後の分科会では
「IT・宇宙」と「文化・スポーツ」に参加。
興味深い話が多々あったなかで、モスクワから戻ったばかりの
森・元首相をはじめ、複数のパネリストの方が語った
プーチン氏との裏話が大層面白かった。
国内では人気ガタ落ちのプ氏なれど、
一度でも会ったことのある日本人は、みな魅了されてしまうらしい。
プ氏とのエピソードを通して見えてくる、目配りのきいた言動、
おべんちゃらを言わないある種の誠実さ、即動くフットワークの軽さ、
などなどは、確かに日本人の心をつかむに十分だ。
でも、そうしたプ氏の一面は、こうした機会でもなければ
まるで日本に伝わってこないのですよね。
「日本にはロシアのポジティブな面は伝わらず、
ネガティブな面ばかりが強調されることに何か作為を感じる」
といったことをパネリストのお一人が述べておられたが、
まったくもってその通り。
それだけに、今回のように、常連のロシア関係者だけでなく
一般参加者がロシアに触れられる機会がもっと増えるとよいと思う。
ただ、ひとつの分科会2時間に対し、パネリスト最大10人は多すぎ!
マイペースでしゃべり続けるロシア人、
時間配分を気にしてしゃべり控える日本人、
という絶妙のバランスでかろうじて時間内に収まりはしたものの。
次の機会があればもっとゆったりとお話を聞きたいものです。
分科会を終えて歓談する参加者の皆さん。
フォーラム終了後は、宴会場で懇親会。
顔見知りの方を何人かお見かけし、しばし談笑。
結局ホテルグランドパレスに10時間いたことに…。
挨拶に立つ鳩山邦夫氏(左)とおいしかった料理の数々。
会場の片隅にダーチャセミナーの
チラシを置かせていただきました。
5月17日(金)開催予定です。