サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

リュージ・インヴァリディ

2005-10-27 | ロシアコラム
『うたばん』にタトゥー出演。
天真爛漫なノリのよさに家人もイチコロ(古っ!)。
「タトゥーおもしれ~!」。キャラは大事だ。

ときに先日、新譜も聞いてみた。
悪くはないけど、なんだか普通。
普通さを助長するのは、英語詩のせいか。
「産業としての音楽」は否定しないが、
世界市場の「世界」とは何なのだろう。

つくづく思うのは、英語というユニバーサル言語では
トスカ(ロシア的哀愁)を表現しきれないということ。
同じ曲なのに『Dangerous and moving』と
『Люди инвалиды』(リュージ・インヴァリディ)
とではまるで違う“歌”に聞こえる。
ロシア語になるとホッとするのは
ローカルな言語には、言葉の響きや語感も含めた音全体で
固有の世界を紡ぎ出す力があることを確信するからだ。
逆にいえば普遍性こそが英語世界の限界なのかも。
やっぱりロシア語版を買いなおそうっと。
Comments (2)
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