サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

単行本のできるまで①

2005-03-15 | ダーチャ本関連
単行本「ロシアに学ぶ週末術~ダーチャのある暮らし」(仮題)も
ようやく終盤戦にさしかかる。ほぼ1年がかり。
ホンはほんとに時間がかかる。
手帳やメールをさかのぼって気が遠くなった!

<その1・企画がとおるまで>

2003年12月 「SPOON」誌が「スイート・ロシア」特集。

がびーん!ロシア雑貨が女の子の目にとまる日がついに来たか。
サイトを見まくると、いつのまにやらロシアサイトがうじゃうじゃ。
でも結局のところ、一般的に面白いと思われてるものは
「ロシア本」でとりあげたものばかり。要するに得意ジャンルである。

需要があるなら今がチャ~ンス! 
女の子寄りロシア本の企画をたて始める。

2004年

3月17日 W出版のOさんにロシア企画をメールで打診。
ちょうど別件で用事があるとのこと、即会うことに。

3月18日 出版社に企画もちこむ。この段階では
「ロシア雑貨」企画しか考えていなかったが、
編集者Oさんの「ダーチャってなんですか?」
のひと言で急遽「ダーチャ」企画が浮上。

*この日は雨が降ってて、千鳥ヶ淵に桜の花が咲いていた。
まだ花冷えの季節だったのかー。

3月22日 「ダーチャ」についてはすでに某サイトで
連載コラムを書いていたことがあったので、元原稿と
当時の「野望メモ」を企画書がわりにメールする。

4月16日 雑貨とダーチャの企画提出。

4月23日 追加で「ロシア絵本」企画も出してみる。
雑貨は写真メインになるので難しいといわれたし
いくつか企画が並ぶとどれかが選ばれる余地ありかも。

5月8日 「ダーチャ企画とおりました!」との連絡あり。
意外にあっさり、拍子抜けする。

5月12日 出版社で打ち合わせ。ここで判明したことにゃ、
あとから送った正式な企画書が担当者の目に触れてなかった!
つまり、最初の「書きなぐり野望メモ」だけで
企画がとおってしまったということだ。ひぇ~!

出版社としては、「南仏プロヴァンスの12ヵ月」や
「スローライフ宣言」の流れとして位置づけたいとのこと。
早速、図書館で似た傾向の本を借りて斜め読みする。
この段階ではロシア編と日本編、半々で進めるつもりだったので、
さっそく取材先に打診し始める。

*これがあとあとまで迷いのタネになるとも知らずに……。
                             (つづく)

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