私は日本人ですが、日本人的な考え方や暮らし方が好きではありません。
西洋の哲学・教育法・人生観の方が、とても合理的で素敵に思えます。
「隣の芝生は青く見える」の通り、それぞれに合理性や深さがあるのでしょうが、
それを「知っている」かどうか?は、人生に大きな意味を与えてくれると思います。
常日頃、隣の芝生の良さと、自分の家の狭い庭の良さを知って、
ハイブリッドな生き方を模索したいと思っています。なので、
この本のように、外国に住み、色々な人と接している方の本が大好きです。
素敵なパリジェンヌの「完全な模倣」なんて出来ませんが、
出来そうな部分だけ、学ばせてもらえるから。
以下、Netの書籍情報(概要)です。
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いくつになってもパリジェンヌは強く、美しい!
パリに暮らす高齢パリジェンヌたちの、時の流れを受け入れて自分らしさを
大切に美しく老いていく姿、多様性ある生き方を、パリでエステティシャン、
ソシオ・エステティシャン(高齢者や生活困難者に美を提供)として
20年以上活躍してきた著者が、日本の女性たちに向けて発信。
本書に登場するパリジェンヌはみな高齢(70~80代)ですが、
80歳を過ぎてなお、新しい土地で新生活を始めようという女性や、
70を過ぎてから復職し、人前に立ち続けている女性、お気に入りの
アーティスト作品や食器をコレクションしたり、自分の手でリフォーム
したこだわりの空間で老いた猫と暮らす女性など、人生を楽しみながら、
美しくたくましく老いを重ねています。都市文化の歴史が長いパリに
暮らす高齢パリジェンヌたちは、贅沢とはいわないまでも、社会と
かかわりながら愉快に生きるための「生活の知恵」をもっています。
また、フランスには日本も参考にしたい社会制度(「異世代ホームシェア」
など)があります。ひとりの高齢者にスポットを当てるのではなく、さまざまな
立場、出自、スタイルを持つ人々の「生きざま」を取り上げることで、
フランスの多様性を知るとともに、将来の自分の姿に照らしてより共感しやすい
一冊となっています。
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