goo blog サービス終了のお知らせ 

北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

子供か!~まさかの虫垂炎で入院

2015-05-11 23:48:07 | Weblog

 早朝におなかが痛くて目が覚めました。

 痛いのは右の下腹部。素人目に(もしや盲腸?)と思ったものの、「虫垂炎は痛みがおなか全体から右下に移動する」とよく言われているのを思い出して、(まさかね、子供じゃあるまいし)と不安を打ち消し。

 盲腸ってどこか子供の時の病気という印象が強いのです。

 とりあえず病院での受診を前提に、朝ご飯を抜いて職場へ向かい、そこで腹痛のため病院へ行きたい、と伝えて近くのクリニックへと向かいました。

 稚内にしては新しくて小ぎれいな(失礼!)クリニックで、病院内はスリッパがなく絨毯の上を靴下で歩きます。職員の皆さんも若くて感じが良いですね。


 順番を待って医師の診断を受けましたが、「じゃあまず触診をしましょう」と言われ、患部を押されると強い痛みが襲います。「これはどうですか?」と押した手をポンと離すのですが、それよりは押しているときの痛みが強い。

「うーん、離したときに痛みが出れば虫垂炎で即入院なんだけどなあ。ただの腸炎か、という気がするけど、一応CT、レントゲン、エコーで検査してみましょう」とのこと。

(ただの腸炎だといいなあ)と思いつつ検査を受けると、エコー検査をしてくれた若い女性技師の方が、笑いながら「あー、先生はそうおっしゃっていましたか…、でもこれは…、ほぼ虫垂炎ですねえ(笑)」「えー!そこをなんとか…」「でも私も嘘の検査結果は書けませんし(笑)CTなどで総合的な診断が下されると思いますけど、ほぼだめですね」

 そして案の定再びの診断で、「あらー、駄目だったねえ。すぐに入院してください。入院はおおむね一週間ですね」という非情の宣告。

「切るんですか?」という私の問いに医師は、「まずは切らずに抗生物質で炎症を抑えましょう。昔は簡単に切ったんですが、最近はこの盲腸も免疫を司る役割があってあった方が良いということになっているので点滴で様子を見ましょう」とのこと。


 失意の面持ちで職場へ戻り、私の入院の間の仕事の振り分けを緊急に行います。いろいろと権限があるので、それを職務代理者に代理を指示するという手続きをしておかないといけないのです。


       ◆ 


 あとは下着や洗面道具などの入院の用意をして午後に再び病院へ向かって入院です。

 看護士さんからは「かわいそうですけど、今日から絶食で点滴と抗生物質で過ごしていただきます」という治療告げられて点滴が始まりました。

 さすがにこの日の夜は患部の痛みが増しております。やれやれ、後は体力勝負であります。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

料理の分量はきっちり量りますか?

2015-05-10 22:08:12 | Weblog

 ゴールデンウィーク中に自宅に帰省している間に、私のある発言が妻の機嫌を損ねてしまいました。

 その発言とは「料理を科学しないのかい?」というもの。その趣旨は、例えば「お米一合(160グラム)にどれだけ水を足すと丁度良いご飯が炊けるか」とか、「朝の一杯の味噌汁は水250ccと粉末出汁を小さじ一杯弱、味噌は20グラム」といった標準レシピをもっと多用すれば、安定した味が出るのではないか、ということです。

 単身赴任の朝ご飯はまさに上記のレシピで味噌汁一杯をつくり、昼の弁当と合わせてお米は1.25合を正確に炊くと、私自身の消費カロリーとほぼ一致するということが分かっています。これならほぼ体重を一定に保てます。

 もちろん、ここに至るまでには何度も試行錯誤を繰り返して、どれくらいだと多くてどれくらいなら少なすぎるのかをチェックしました。何度も繰り返すことで一定の基準を作ることができ、安定した味や出来を保障できるのではないか、ということです。

 ところが主婦たる妻の言い分は、「そんな面倒くさいことはしていられません。勘で大体のことはわかります」というもの。

 しかしそういいながら、ホームベーカリーでパンを作るときは実に正確に粉の量や水、ドライイースト、スキムミルクなどの分量を量っているではありませんか。

「それはそうしないとちゃんと美味しくできないからよ。そういうあなたも、中華料理を作るときは『調味料は事前に作って混ぜておいた方が良いよ』という忠告を聞かずに、何度も味を見ながら調味料を足しているじゃない」
「中華料理はそこが面白いんですー」

 …とまあ、犬も食わない言葉のやり取りですが、お互いに関心のあるところはきっちりやるし、それほどでもないところは手抜きをする。そして互いの関心ごとは一致しない、ということなのです。

 さて皆さんは「きっちり派」?、それとも「適当派」でしょうか?


       ◆ 


 今朝はそんな会話を思い出して、「分量をきっちり図る」パンづくりをしてみました。ちゃんと材料を一揃い買ってあるのはそのうちやろうと思っていたから。

 しかも昨日作ったポテトサラダがまだ残っていたので、これを包んだポテサラパンもつくろうと、粉からこね始めました。

 ところが微妙な水加減が多くてべとついたり、おまけに部屋の気温が低いために思うように膨らみが出てくれません。自宅にあるホームベーカリーのようにはうまくいかないもので、おまけにこね始めてから口に入るまでに4時間以上もかかるとは想像もしていなくて、朝作り始めてやっと食べられたのはお昼時になっていました。やれやれ。

 電話で「家では菓子パンを作ってくれないので自分でやってみたらうまくいかない」というとたいそう笑われましたが、こういう試行錯誤を繰り返す先にこそ美味いものがあると思うべきでしょう。

 案外料理って好きなんですよね。単身先の住まいはキッチンが広いので結構楽しめそうです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宗谷路サイクリング~声問からの利尻富士

2015-05-09 22:57:06 | Weblog

 予報よりはずっと天気が良かったので稚内の東にある大沼方面へ自転車で出かけました。

 車で移動するとつい見過ごしてしまったり立ち寄るのが面倒くさかったりする場所も、自転車ならば機動的に巡ることができます。

 市街地を出て隣の声問の集落手前に「松浦武四郎宿営の地」という記念碑があります。

 ご存知のとおり、松浦武四郎は江戸末期から明治初期にかけて北海道全域はもとよりエトロフ島やカラフトまで巡った探検家。多くの調査記録を残してくれたほか、明治になってから蝦夷地を「北海道」と名づけてくれた名付け親であり、北海道にアイヌ語の地名が残っているのも松浦武四郎の探検録がもとになっているという北海道にとっての大恩人です。

 この松浦武四郎は宗谷地域を三度訪れ、「戊午山川取調日誌」「西部古以登以誌」を残しており、その中にこの地を「コイトイ」として記録に残しているのです。

 この碑は、彼の「東西蝦夷山川取調図」の完成百五十年を記念して、宗谷サロベツ松浦武四郎の会有志一同が作成したものとのこと。これも宗谷地域の立派な歴史であり、心にとどめておきたいものです。


       ◆  
 

 ところで今日声問方面へ向かった本来の目的は、イトウの釣りポイントの確認でした。声問の大沼周辺などというすぐ近くにイトウの釣れるポイントがあると聞いたので、事前にアクセスを確認しようと思ったのです。

 教えてもらった場所へ向かってみると、ちょうど釣りを終えたご年配の方がいたので、「こんにちは、釣れましたか?」と訊いてみました。

 こちらは自転車の格好なので突然釣りの話題を振られたことに驚いた様子でしたが、「こちらのポイントでもいいし、対岸もポイントがありますよ。でもまだイトウは降りて来ていないなあ。ちょっと時期が早いかな」と親切に教えてくれました。

 教えられた対岸のポイントでもやはり年配の方が一人ダブルハンドという両手で遠くまで投げ込むフライフィッシングを繰り返しやっていましたが、こちらもまだ釣れる様子はありませんでした。

 自転車であれば30分くらいで来れることは分かったのですが、ただしウェイダーや釣竿、その他釣り道具一式を自転車で(というか背負って)運べるかとなるとちょっと無理がありそう。やっぱりレンタカーくらい借りないと難しそうですね。


       ◆   


 近くの大沼ではもう季節的には終わりに近い白鳥やカモがまだ多数いて、毎日のように北へ向かって旅立ってゆくそうです。

 声問の集落には海にちょっと突き出したところがあって、その先端まではじめていってみたところ、稚内市街と利尻富士が一望できる素敵な風景が広がっていました。

 利尻富士が今日も綺麗だなあ、と感じ入っていると、そういえば野鳥観察館には天気の良いときの利尻富士や夕焼けの姿を収めた写真が飾ってあるのを思い出しました。

 そこでぼんやりと、(せっかく利尻富士という対象があるのだから、利尻富士が見える各所から葛飾北斎の「富嶽三十六景」のようなものを選定したらよいのになあ)と思いました。

 ところがこれをネットを調べていたら、なんと既に宗谷総合振興局の肝いりで昨年「利尻富士三十六景」が募集されていたことがわかりました。

 おまけにこうした地域情報は「SOYA PARTY」という冊子になりweb上でも公開されていました。これはいい!私も改めてこれを見ながら地域をさらに深くめぐってみようと思います。

 ひょんな思い付きから情報が繋がったのですが、やっぱり情報はネットで伝える時代ですね。一人一人がもっと頑張って情報発信をすればもっといいのに、と思います。

 今日はいろいろときれいな風景が見れた素敵な一日でした。


【SOYA Partybook Web版】 http://soyaparty.com/webbook/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生で一番楽でお金がもらえたアルバイト

2015-05-08 23:56:58 | Weblog

 

 昨日までの黄砂による薄ぼんやりした天気と打って変わって今日は、清々しいほど遠くまで見通しの効く空気の澄んだ一日となりました。

 庁舎の北側の窓際に立てばはるか遠くにサハリンの島影がいくつも見えます。

 そして庁舎の南側の窓際に立てば市内の高台の向こうに利尻富士がくっきりと見えます。私の部屋からだとちょうどNHKの鉄塔と重なるのですが、こういう角度で見えると知ったのは今日が初めてでした。

 今の庁舎は海の部分を埋め立てた新しい土地で、以前の庁舎はもうすこし海から離れた山側にありました。

 以前の庁舎だったら海側は見えたとしても山側の利尻富士は見えなかったことでしょう。

       ◆  
 
 さて今の庁舎を埋め立てる前はこの土地は砂浜だったのですが、この浜には印象的な思い出があります。

 旭川で高校に入った後、高校二年生になるときに父の転勤で家族が旭川から稚内に引っ越してゆきました。私は旭川で下宿に入り残りの二年間を過ごしたのですが、この二年間は親元への帰省先が稚内だったのです。

 旭川から夜行列車で稚内へ向かう夜行列車は「急行利尻」だったか「急行礼文」だったか忘れてしまいましたが、朝焼けの宗谷丘陵に続くカーブをカターン、カターンと走る列車の車窓の風景を今でも覚えています。

 帰省していた夏休み中に母と一緒に行ったのがこの前浜での昆布干しのアルバイトでした。

 朝早くに現地に集合すると、小舟が沈まんばかりに昆布を満載して浜に戻ってきます。それを人数をかけて小石が敷き詰められた昆布干場に隙間なく敷き詰めてゆきます。

 昆布の裏表を見極めて同じ面を向けて敷き詰めるのですが、このとき初めて昆布に裏と表があることを知りました。

 そんな早朝の作業はほぼ一時間でおしまい。家に帰って朝食を食べて午前中を過ごすと昼過ぎに再び集合することになっていて、午前中に乾かした昆布を今度は集めて倉庫に入れる作業をします。

 これも小一時間で作業が終了。これで当時一日約5千円がもらえた覚えがあります。人生で様々なアルバイトをした私ですが、一番効率の良いアルバイトでとても嬉しかったのでした。

 公務員じゃなければ今でも夏にアルバイトをしたいくらいです(笑)

 もう40年前の稚内の思い出でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六月に新しい祝日を提案するなんてどうでしょう

2015-05-07 22:55:58 | Weblog

 連休明けと言うことで、多くの関係者や団体の方が挨拶に来られる一日でした。

 一人目の方は、このゴールデンウィーク中に奥様にせがまれて上川町~旭川~富良野~帯広という、「北海道ガーデン街道」をドライブしてきたとのこと。「まだ花は十分に咲いていませんでしたが、人が作り上げる庭園の魅力は味わえました」

「上川町さんなどはまちづくりの観点でこの庭園造りに力を注いでいますし、今年はガーデンショウという超木のイベントもあるので、花が見頃になったら私も行ってみようと思っています」

「しかしこういうのが豊富や宗谷管内にはちゃんとしたのがないのが残念です」
「でもサロベツ原野のエゾカンゾウなども素晴らしくキレイじゃないですか。ああいう素晴らしい風景を、道民だってちゃんとした盛りの季節にちゃんと見ていないのではないでしょうか」

「おっしゃるとおりですね。でも自然のものが豊富にあるせいか、やはり人手をかけた造形美みたいなものにあこがれるところがありますねえ」


 宗谷管内は気温や地質の関係で、どうしても植えた花々では旭川以南に太刀打ちできません。しかしそれにもまして広大な湿原に咲き誇る原生花園の美しさはそのスケール感が圧倒して、いかにも北海道らしい風景を描き出します。


    【昨年六月末のサロベツ原生花園】

 しかしながら残念なことに、湿原や利尻礼文の花々が見ごろの六月から七月にかけては程良い休日がありません。

 ネットには「七十五日間休日がない」という残念な記事が出ていました。そうです、まさに道北観光に最適の季節に、わが日本には適切な連休が取れないでいるのです。
 

 そのために多くの国内観光資源を見逃しているという経済的損失は多大なものがあります。
 
 ここはひとつ、新しい休日を生み出すかまたは既存の休日を六月に移すような国民運動を起こしたいもので、なにかちょうど良い祝日のネタはないものでしょうか。

 いまなら国民経済活性化や地方創生のネタで、シンボル的な成果につながるチャンスかもしれませんぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

故障はいつも突然に~ゆとりを大切に

2015-05-06 22:42:32 | Weblog

 いよいよ今日で連休も終了。

 9時半の飛行機で東京へ帰る次女を送ろうと、車のエンジンをかけたところ…、「ん?…」

 インパネに怪しげな警告灯がついてエンジンがかかりません。セルモーターは回るのでが、どうやらエンジンに繋がらなくてかからないという様子。
 
「なるほど…」と不具合の症状をチェックしている場合ではありません。こういうときの判断の遅れは取り返しがつかなくなることがあります。

 すぐにマイカーで行く事を諦めて、同乗の妻に「ごめん、タクシーで行った方がいいわ」とタクシーで娘を駅まで送ってもらいました。

 うーん、いつでも車の故障は大事なときに起こるものです。しかしまあ余裕をもって出発しようとしていたので、とりあえず娘の空港までのJRには間に合ったので良かったです。

 ゆとりって大切ですねえ。


        ◆  


 さて改めて車の不具合をチェックしてみましたが、ちょうど一年前の5月18日にも同じ警告灯がつく不具合があって、車を整備工場に持ち込んだことを思い出しました。

 しかし整備工場はこの連休中は休みとのことで、明日以降に連絡を取って修理をお願いしなくてはなりません。しかもエンジンがかからないので工場まで持ち込むこともできません。

 私も稚内へ帰らなくてはいけないので後を妻に頼んで後ろ髪を引かれる思いで自宅を後にしました。

 我が家にきてから十年になる日産セレナ。ネットで調べると、この警告灯がつく不具合ってセレナでは多いみたい。もう少し働いてもらわないと困るんだけどなあ。


        ◆  


 稚内までのJRの旅。途中は快晴でもったいない一日に思えました。

 その快晴も、稚内あたりではなんだかガスっているようなもやがかかっていましたが、原因は黄砂だったそう。強い風で吹き飛ばしてほしいものですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯固め石って何?~二人目の孫のお食い初め

2015-05-05 22:32:04 | Weblog

 今日は一月に生まれた二人目の孫のお食い初めの儀式と「こどもの日」を併せたパーティで、娘の家に招待されました。

 お食い初めの献立は、赤飯、汁物、尾頭付きの鯛、煮物などですが、ちゃんとそろっているのに驚きました。

「この料理はどうしたの?」と婿殿に訊くと、「前回注文したところがもうやっていないようだったので、別なところにネットで注文しました」とのこと。ニーズがあればビジネスはちゃんと成立するんですね。

 お食い初めは生後100日ほどが経過した時点で、子供が一生食べるものに困る事が無いようにと、赤ちゃんに初めて物を食べさせる際に行う儀式の事ですが、もちろん実際に食べさせるのではなく、食べさせる真似をするだけです。

 恒例に従って、男の子なので最長老男子である私の膝に据わらせて、赤飯、汁物、赤飯、魚…という順番に食べ物を孫の口に寄せてあげました。

 献立のセットには「歯固め石」なるものも丁寧に和紙に包まれて同梱されていました。前回はなかったなあ。

 歯固め石とは、お食い初め儀式の最後に、箸の先を歯固め石にちょんちょんとつついて、その箸を赤ちゃんの歯茎にそっとつける「歯固めの儀式」に使われる小さな石。本来は手ごろな石を神社の境内で拾って、儀式後にはまた返しておくべきものなんだそう。小さな頃から神社とのつながりを意識するというのは良いものです。

 単なる儀式とはいえ、こういう所作の一つ一つに自分の子孫が食うに困らないようにという切実な願いがこめられています。
 
 願い事というのはかなえてくれる神や仏やご先祖さまの問題ではなく、祈る側の今を生きている私たち自身の考え方や振舞いなのですね。

 
 これでこのゴールデンウィーク帰省中の予定は全て終了。なんとか天気が良くて充実した日々で、東京の次女も帰省してきて久しぶりに家族が揃った数日間でした。
  
 明日は再び稚内へと戻ります。   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遊びは子供の大仕事~滝野公園での半日

2015-05-04 22:27:09 | Weblog

 子や孫たちと札幌市南区の滝野すずらん丘陵公園へ行ってきました。

 今日と明日は無料入園日ということで、駐車場料金だけで公園に入場することができました。

 まだ園内の花は時期がちょっと早すぎたようで咲きそろってはいませんでしたが、ダイナミックな遊具を展開する「こどもの国」地区はたくさんの親子連れで大賑わい。

 見ていると、遊んでいる子供たちは全身を使って大声を出し、笑い、飛んで跳ねて走り回っています。全力で遊ぶことで、体力、運動神経、バランス感覚そして他の子供たちとの距離感や関係性が養われます。

 こんなにも子供たちが生命を燃やして遊んでいる様子を、町なかのどこで見ることができるでしょう。

 我が家の孫も、縄を使ったアスレチック施設で、初めて自分で登ったことがとても嬉しかったようで成功したときには意気揚々と帰ってきました。子供ってこういう小さな成功体験を繰り返して成長してゆくにちがいありません。 

 遊びは子供の大切な仕事です。子供に遊ぶ時間と環境を保証してあげたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドライブナビで女性にモテモテ?

2015-05-03 22:26:24 | Weblog

 午前中から野幌自然公園でこの春にリニューアルオープンした「北海道博物館」へ行ってきました。

 札幌市内の高速道路が渋滞するほどの行楽日和。北海道博物館では駐車場も結構な混雑で、この春の新しい行楽地としての魅力を感じます。

 北海道博物館へ行ってみると、まずは入場券を買うまでに列に並ぶほどの盛況ぶり。よく見ると、石森館長が自ら来園者に「列に並んでくださーい」と案内をしていて、「これでいいのかなあ(笑)」と思うほど。

 久しぶりに会った石森館長さんに挨拶をすると、覚えていただいていて「今日は今まで出一番の入園者数じゃないかなあ」と喜んでおられました。

 
 博物館の展示は入り口にナウマン像とマンモスの骨格標本を置いてあり、考古学からアイヌ関連の展示まで北海道が満載で、興味深く楽しめました。

 道産子だったら一度は訪れて、わが故郷の昔から今までをあらためておさらいしておいて欲しいと思います。


      ◆   


 ところで、現地の博物館へ向かうまでの道案内を、車についているナビとタブレットの地図ソフトの二つでやってみました。

 タブレットでの地図ガイドも結構使えるもので、最新の地図情報がベースになっているうえに、途中の渋滞情報なども的確に情報提供してくれるので、これさえあれば車載方のナビよりもずっと親切な情報サービスが受けられると思いました。

 しかもナビはどちらも女性の声で、「あと300メートルで右方向です」「次左方向です」という音声ガイドを競うようにして、それぞれのタイミングで曲がる方向を教えてくれます。そのためあたかもそれが、なんだか二人の女性にモテているような気がしてニヤついてしまいます。

 妻があきれていたので、「これって声を男性の声でもやってもらえるようにできたら、女性のドライバーも喜ぶんじゃないかなあ」と言うと笑っていましたが、ナビの機器が対応してくれれば受けてのニーズとしてはありそうですよ。

 春の行楽ドライブ。辛かったのはシラカバ花粉がとんでいることくらいでしょうか。

 北海道の春です。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つい先延ばしにしていたこと

2015-05-02 22:52:09 | Weblog

 人間、ともすると「いつかやらなきゃ」と思うことを先延ばしにしがちです。

 特に、やることが多いと思っているときは「これが先だからあれはできない」という理屈をつけて自分を納得させています。

 自分で納得しているので、それを覆す理屈がなかなか見つからず日々が何の変化も見せないままに過ぎてゆきます。

 四月の末になって、妻から「転勤の挨拶状は出した?」と訊かれ、「いろいろやることがあってねえ…」などと言い訳をした私ですが、月が替わってしまうのはまずかろうと反省をしてすぐに葉書を買ってきました。

 始めるまではぐずぐずしていても、パソコンさえあればいろいろな作業は比較的早く済みます。

 文面は前回の転勤のものを参考にして作りこんで印刷、あて先は年賀状の住所録から関係者を抜き出してリストを作成。年賀状ソフトを使えばこれも3時間ほどで終わりました。

 なんのことはない、半日もかからないような作業を日延べし続けていたのですね。四月末にようやく挨拶状を出し終わってから札幌へ帰省してきました。

 背中を押してくれる誰かがいるというのはありがたいもので、今回は妻に感謝です。


       ◆  


 引越し直前に、より通信が早くなるという光通信サービスの「フレッツ光ネクスト」を契約しました。回線工事とともに、この通信専用のルーターが送られてきたのですが、引っ越してしまったために自宅での設置ができないまま一ヶ月が経ちました。

 NTTからは、「そろそろレンタルしていた以前の機器を返してよこしてくださいよ」という催促の手紙が稚内まで転送されていて、ちょっと焦っていました。今日やっとのことで新しいルーターに入れ替えてネットに接続してみましたが、思いのほか通信速度が早くなり満足です。

 家の中では無線LANでつながっているスマホも心なしか早くなったような気がします。よしよし。

 単身生活では、掃除や洗濯などの日常の家事も同じで、気がついたときにすぐに始めてしまわないとついおっくうになってしまいます。基本的に怠惰な自分を叱咤して目の前の雑事をこなしましょう。私たちは過去のどこかにではなく、「今、ここで」生きているのですから。
 

 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする