北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

誕生二題 ~ がんばれ、若者たち!

2016-01-11 23:41:53 | Weblog

 夜の会合中に札幌の妻から何度か電話があったよう。

 家に帰ってから妻に電話したら「今日こちらではKちゃん(二人目の孫)の誕生祝をしていたんだよ」とのこと。すまん、すっかり忘れていた…。

「一升餅は背負わせたかい」というと、「背負わせたけどお餅が気になっちゃって歩こうとしなかった」のだそう。

「前回と同じく、小さな餅が一個一個包装されて全部で一升になるスタイルでやったので、紅白のチビ餅はもらってありますよ」

 次に帰省した時は縁起物で紅白のお餅をいただきます。


       ◆ 


 そのころ私は稚内で、青年会議所(JC)と青年会議所OBによる"シニアクラブ"の合同新年交礼会に出席中。いわばJCの新しい執行体制の誕生に立ち会っていたのでした。

 新理事長となった品田新一君は稚内青年会議所の第62代理事長だそう。先輩からのバトンを引き継いで、次に渡すまでのこの一年間の活躍が期待されます。

 品田新理事長は挨拶で、「まちづくりにはウルトラマンはいません。スペシウム光線ですべてが解決してしまうのかもしれないけれど、そんなことにはなりません」と発言して聴衆を引きつけます。

「僕はウルトラマンよりもドラえもんの方がいい。彼の秘密道具だったら、自分っ地でも使えて、参加する人たちが増えてみんなで協力しながら自分たちで何とかする方が良い。自ら計画してまずやってみる運動体です。主人公は出来杉君じゃなくて、ちょっと情けないのび太です」


(なるほど、でもやっぱりドラえもんもいないし秘密道具もないんだよな)とちょっと心の中でクスっと笑いながらも、地域の活性化に取り組もうという若者たちに(がんばってください)と、純粋にエールを送りました。

 
       ◆ 


 稚内のように小さな町では、なんであれ商業ビジネスを行っているそれなりの若者はほとんどがJCに参加して、そのなかで地域の仲間を知って共に同じ時間と意識を共有します。

 逆にこうした活動にほとんど参加していないのが行政の人間。別に入れないわけではありませんが、転勤族はまず無理として、地元の自治体職員でも会費や活動に結構なお金がかかるので、自腹で加わるには相当高い意識がなくてはやれません。

 しかし市内にとどまらず広域の人脈ができますし、見知らぬ人ともボランタリー精神で成り立っている"JC仲間"としての意識が共有できるという意味では意義の深い活動です。なにかうまい交流の場があると良さそうなのですが、ね。

 さて、新しいJC体制の誕生を祝うとともに、年上の我々も負けずに地域のことにもっと参加するようにいたしましょう。勝負は「今、ここ」です。

コメント
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