駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

『DREAM,A DREAM』

2013年10月26日 | 観劇記/タイトルた行
 シアターオーブ、2013年10月24日マチネ。

 TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY FINAL。構成・演出/荻田浩一、音楽監督/吉田優子。全3幕。
 私は実はオギーにはくわしくないのですが、やはり今のショー作家とは違う味わいの美しさを作り出す人なのだなあ、とは思いました。
 絢爛豪華なスター陣に目が足りなくなるかしらん、とか思っていたのですが、丁寧に出してくれるのでそんなこともなく、十分にそれぞれ堪能しました。
 ヤンさんのダンスが久々にたっぷり観られたのがやっぱり嬉しかったです。
 その代わりトップ娘役人はちょっと扱いがかわいそうだったかな…ミホコはガンガン歌っていたけれど、ユリちゃんとかもっとバリバリ躍らせてほしかった。でもこれまた久々のトンちゃんがちょっとだけカリンチョさんと絡んだりとか、ユリちゃんがスペシャルピアニストのマリコとちょっと絡んだりとかに、きゅんきゅんきました。さすが元トップコンビ!
 スペシャルゲストはペイさんとタニちゃんの回でした。タニちゃんホント巨乳打ねえ…ふたりして「ディガ・ディガ・ドゥ」を歌いだしたときには移ろい易い音程にドキドキしましたが、むしろ怪しいのはリズムでした(^^;)。
 ラストシンガーのヤンサンの歌はショーのものだっけ? 好きな歌でした。トリームゲストのトウコの「ひとかけらの勇気」はまさしく絶品、現役時代となんら変わらない歌い方でした。実は卒業してからのミュージカル舞台で今ひとつトウコさんの歌に感動しきれていなかったので、今回はうれしかったです。
 ツレちゃんがセンターに立って「セ・マニフィーク」の前奏がかかると待ってました!感が出るのがすごい。コムちゃんの撫で肩と美少年っぷりがすごい。ワタルのモノホン感がすごい。
 そしてマヤさんのコメディエンヌっぷり、マダムっぷりが正しく使われていて素晴らしかったです。
 時間もたっぷりでしたが、贅沢な時間を堪能させていただきました。長くファンをやっていたからこそ楽しめるイベントだなあとも思いました。もちろん現役時代に間に合っていない伝説のスターを見られるのも楽しいし。
 OG公演は現役生の公演などとはあくまで別格だと思うので、あまり乱発されるのは嫌いなのですが、来年までは上手くしっかりやってもらいたいです。
 来年にはこういう催しにも大空さんも読んでいただけるのかしらん…楽しみだわあ。





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