駒子の備忘録

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宝塚歌劇花組『Delight Holiday』

2018年12月01日 | 観劇記/タイトルた行
 舞浜アンフィシアター、2018年12月1日11時。

 クリスマスを間近に控えたホリデーシーズンをテーマとした場面を中心に構成したスペシャルステージ。作・演出/稲葉太地。

 ゆうみちゃんの卒業後のコンサートの時に初めて行った劇場でしたが、舞台も客席も半円形のなかなか素敵な空間ですよね。アクセスはちょっとアレだけど。
 今回も、楽しかったです。二番手格はちなつ、あとはなみけーとまいこつとほのちゃん。娘役ではくみちゃんあかり姉さんしろきみちゃん。でもファンは通ううちに下級生まで識別できるようになるでしょうね、私は大弥くんとらいとくんにはやはり目を惹かれました。
 主題歌は元気で賑やかで、ジャズメドレーは粋で大人っぽく、平成30年間のヒットソングメドレーは曲名や歌手名を映像で出してくれる親切設計で、みりおの主演作をたどる日替わりコーナーも懐かしく、ディズニーメドレーにクリスマスソングと、盛りだくさんででも少人数を綺麗に配置していいフォーメーションで踊らせて、セリや装置もよく稼働して、見応えある楽しいコンサートでした。
 ダルマに半纏着てこたつに入って女子会ってのがよかったし、ちなつの『ロミジュリ』の死再びというかむしろもうひとりのロミオというかロミオの影、みたいなダンスも素晴らしかったです。ちょこちょこ入るMCでみりおがやたらゆるいのもいいし、ゆきちゃんのヅカオタなトークも楽しかったです。
 みりゆきデュエダンも、何かすごく特別なことをしているわけではないのだけれど、空気がとても良くてしみじみしました。美しかったです。
 コンサートのラストにお決まりのTシャツにストレッチデニム、マフラータオルもみんなそれぞれの着こなしで素敵でした。てかあかり姉さんの超絶スタイルってすごいよね…! ヘアスタイルもどれも素敵だったなあ。ゆきちゃんはブルーのアシンメトリーなドレスのときのアシンメトリーボブがことに素敵でした。あとデュエダンのときの髪飾りとか。
 そしてみりおはラストは細かった…ホント心配…! 他のお衣装のときはむしろ大きく見えるくらいでさすがだなあと思っていたのですが、Tシャツにデニムとなるとホント腕も細いし脚も細い…!
 でも、円熟期なんだろうなとも思いました。いい感じに力が抜けて、でも決して手抜きしているわけではなくて、コンサートを楽しんでいて、仲間に任せてファンをし信じて、のびのび歌い踊っている様子が窺えました。いいタイミングでのコンサートだったかもしれませんね。
 きらびやかで華やかで、ステージングも素敵でした。いいホリデーシーズンの突入となりました。


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