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フォアグラ日記

2007年03月20日 | フォアグラ日記
花やま(館林うどん/館林)
群馬県は館林駅前にあるうどん店。最近はコシが異様に強い讃岐うどん攻略が行動の中心ながら、うどんはコシだけではないはず、とのことから、館林のうどん店へ。うどんの形容としては、コシの対義語的なものとして”喉ごし”なる言葉があるが、コシ=念を入れて打つことで出るもの、喉ごし=さらっとしたもの、というイメージがあるせいか、労働対価としてはコシ>喉ごしという順位をどうしても思い浮かべてしまうが、同店のうどんも”喉ごし”があるというもの。これは「コシがあるといえなければ”喉ごしがある”と言える」という消極的消去法の結果ではなく、さらりとした感触は、個性的ではないものの、それ自体でウリではあろう。そもそも讃岐うどん以外のご当地うどんで”コシ”を強調したものは寡聞にして知らず、逆に讃岐うどんの方が異端であるとも考えられようか。当地では”釜上げ”が名物な模様で、早速これをオーダーするが、例によって釜上げ容器に入れられて来たうどんは非常にプレーンながら、長く、やや食するのに苦労をするが、なかなか美味。付属の薬味”ショウガ”を入れるとその風味は一層増すが、以前に讃岐地方屋島の近くで食した釜上げは非常に美味だった記憶が強烈だが、これもショウガを入れており、釜上げうどんとショウガとの相性は非常に宜しく、うどん+汁+ショウガでいくらでも食せる(ちなみに、釜上げは温度が命であり、それを減ずる”汁の温度低下”にこの”花やま”はなんら対策を打ち出せていないが、熱いつけ汁の追加サービス等があれば一層よろしいかと思料)。
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