Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

フォアグラ日記

2024年03月16日 | フォアグラ日記
挽肉と米(ハンバーグ/渋谷)
ランチ時に訪問。渋谷では風紀的にいかがわしいエリアにあるが、さらにその中、かつては耳鼻科医院だったという雑居ビルの1フロアが今は人気のハンバーグ店に…。こんなコロナ禍ながら「記帳」と言われる予約(予約券を現地で取得する必要があるらしい)をしていないとまず入れないという混雑ぶり。その店名「挽肉と米」からもわかる(?)ように、ハンバーグとご飯、味噌汁という非常に肉食な内容で、野菜成分と言えば、2個目と同時に提供される「おろしポン酢」における大根と、自由に取れる白菜の梅酢漬けのみで、その他野菜成分は実質ほぼ無し。ハンバーグの焼きたてを食べてほしいというコンセプト全開で、焼きたてのハンバーグが目の前の網に供される。1個80gというが既定料金では3個まで無料。ほとんどの客が限界の3個までオーダーしていたが、1個食べ終わると目の前で焼いたハンバーグが次に供されるという「わんこ蕎麦」形式(無限食べ放題ではない)。しかし、やはり、というべきか期待効用理論を地でゆく展開となり、1個目が最上に美味しく、そして次第にその効用(美味しさ)は低減していく…。嫌悪する最近の言葉「味変(あじへん)」のために調味料が置いてあるが、結局は最後までなにも付けずにデフォルトのまま食するのが一番美味。店員オススメの食べ方たる「箸で持ってそのままガブリ」が一番であって、通常のハンバーグ・サイズであれば「箸で持って…」ということは通常なかろうから、この意味でもサイズ感と提供方法は理にかなっていると感心。ご飯もどこぞのブランド米が日替わりのようでこれも美味しいが、一人一個卵が無料という卵かけご飯があまりに久々で一番衝撃。同店オリジナルらしき「食べる醤油」と混ぜて食すもこれが一番。ご飯がおかわり自由であればケチらずに卵も無料にしてほしいが、そうすれば卵かけご飯を大量に食する客も出てきて、客回転・コスト的にも見合わないので無料にしないのだろうか。ハンバーグは3つも食べればもうしばらくは十分、という量。客層は特徴的で圧倒的に女性が多く、体感的には95%は女性。さらに特徴的なのは小さなトローリー型トラベルケースを持った客が異様に多いこと。おそらく旅行客なのだろうか、ただでさえ狭い雑居ビルの階段にケースを持って並んでいる人が非常におおく、出入りさえ困難なほどに盛況。
この記事についてブログを書く
« Everything Must Change | トップ | フォアグラ日記 »
最新の画像もっと見る

フォアグラ日記」カテゴリの最新記事