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フォアグラ日記

2024年04月06日 | フォアグラ日記
ベジ郎(渋谷/野菜いため)
黄色地に黒字の「ベジ郎」、明らかにラーメン二郎を意図的に彷彿とさせるその看板にどうも毎回気を取られて仕方がないことから、その煩悩・雑念を排除するために訪問。野菜いための店であることは明確で、二郎風野菜炒めということで「べ・二郎=ベジ郎」としているようだが、そもそも当方はその本尊たるラーメン二郎にかつて行ったことなし。その亜種たる各種インスパイア系ラーメンは行ったことがあるのだが、その御本尊の内容にはおおよその想像はつく。今回はコロナ禍であるため「野菜炒めのテイクアウト」を実践。カウンターのみの極小店舗で、かつてはカレー屋だったのだが、まずは食券を買い求める。今の食券機はデジタル画面でわかりやすく、どこまでが無料のマシ(増し)や追加の範囲内なのかが一目瞭然。当方のオーダーは醤油単品(定食ではない)に野菜マシ(500gになって+50円)に大油(40g無料)、肉中盛り(100g無料)で750円。ちなみに内税なのでテイクアウト(8%課税)も店内飲食(10%課税)も支払いは同額。店頭で3分も待たずに供されたのがコレ。素晴らしい提供のスピードに感動すら覚えるが、こちとら冷めないように慌てて帰宅。さっそく開けてみるに、テイクアウト容器としてはバカデカく深みのある容器で野菜いためだけなのに結構な重量感。上に白く見えてオンされているのが背脂だが、野菜炒め下部はほとんどが油に侵食されており、これが大油と言われるもの(食べ終わると油は1cmほど残る)。一方で、世間で流行っていると聞く糖質ダイエットのメニューとして、野菜と油、そして唐揚げで構成され、糖質といえば唐揚げの衣ぐらいのようにも思え、何ならこれを毎日食べてもよいか、とも思うが、実際に食してみると非常にオイリー。常用しているために個人的に感覚が麻痺しているのかもしれないが、他の方によればガツンとくるというニンニク感もあまり感じされず、旨味のついたオイルで食べる野菜炒め、という印象。唐揚げはマシでないと量が貧相に感ずるが、あの野菜量を余裕で完食したものの、食後には予想した通りの強烈な渇水感と眠気が襲来。これを定食、つまりライスとスープがあったらどうなることか、と一抹の不安。これを食すれば1日分の野菜を摂ったことになる、ということだが、同時に1週間分の脂をこの一回で摂取したとの充足感の方が勝る。
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