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お盆休みが終わる日曜日

(庭のサルスベリの花につくマメコガネ-中央に小さく写る)

お盆休みが終って娘たちの家族がそれぞれの家へ帰っていく日、女房が腰を痛めた。代わって朝昼晩と食事を作った。

朝は子供たちに手伝わせて、豆腐と油揚げを入れた味噌汁を作らせ、目玉焼きを7個フライパンで一度に焼き、魚ソーセージ、薄切りハム、納豆、茹でシラスなどを皿に載せて7人分、何とか形にした。

昼は一人減って6人分、スパゲティ800gを茹でる。茹で上がる1分前にザク切りにしたキャベツを入れることも忘れない。4割をミートソース、6割をタラコで、いずれも出来合いのソースを絡めるだけである。湯を切ったスパゲティを、サラダオイルを敷いたフライパンで加熱しながらオイルを絡め、その上にそれぞれのソースを投入して絡めれば出来上がりである。今日はいつもよりソースを多めにしたら、皆んな美味しいと平らげてくれた。

午後、全線開通した東名高速道路で、名古屋のかなくん一家は帰って行った。

掛川の娘夫婦は冷凍ウナギをチンして鰻どんぶりを作って食べるというから娘に任せた。残り3人は、冷蔵庫に入れてある冷や飯を使ってチャーハンを作ることにした。

有り合せの材料も、集めてみると随分色々になった。タマネギ、ニンジン、シメジ、ツナ缶、コーン缶。タマネギ、ニンジン、シメジは細かく刻んで、先ずタマネギをサラダオイルを敷いたフライパンで良く炒める。時間を掛けるほど甘みが増す。次にニンジン、シメジの順に入れて炒めていく。最後にツナとコーンを汁をよく切って入れてツナをほぐしながら炒めて、最後に塩コショウで味をつける。具は一度別の器に取っておく。

冷や飯を、油を敷きなおしたフライパンに入れて、シャモジで刻むようにほぐしながらよく炒める。飯の塊りが細かくなったところで、醤油と塩コショウで味をつける。最後に別に取っておいた具を入れて混ぜれば出来上がりである。ピーマンかゴーヤなど緑のものを入れたらなおよかったと思う。

以上、全く我流だか、理に適っている部分や駄目な部分もあるだろう。しかし、皆んな美味しいと完食してくれたから良しとしよう。掛川の娘はどうしたらこんなふうに御飯がバラバラに出来るのかと聞く。フライパンの上でひたすら砕くと答えた。そのためにじゃまになるから、具は別にしておき、あとで加える。すぐ焦げ付いてしまうのはフライパンが悪いのだと娘がいう。

夕食を終えてまーくん一家も帰って行った。

人数が多いと食器洗いも大変である。食器洗い機がいっぱいになり、一食分を1回では洗えない。食器は食事後間を置かずに洗えば楽に洗える。汚れたままで入れればよいというが、何となくざっと洗って食器洗い機に入れる習慣になっている。そしてこのお盆休みにはずいぶんたくさんの食器を洗った。
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