平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
再びの巨木巡礼 69 若一王子神社のクスノキ
藤枝市若王子、若一王子神社
拝殿の背後に、若一王子神社のクスノキが見える
11月12日、三本目の巨木は、若一王子神社のクスノキである。藤枝の旧街並み、藤枝五丁目から、一方通行で通行可能な細い道を、北へまっすぐ進んだ山の端に、若一王子神社はある。神社の背後に広がる急斜面の社叢が「若一王子神社の社叢」として、昭和31年5月24日、静岡県の天然記念物に指定されている。
「静岡県の巨木」には、この社叢の中に、幹周5.4m/樹高25m、幹周5.1m/樹高20m、幹周3.1m/樹高25mの三本のクスノキが上げられている。中でも拝殿と本殿の間にある御神木が代表だろうと、「若一王子神社のクスノキ」とした。
若一王子神社のクスノキ
そこで、幹周囲を測り直してみた。測った位置は、注連縄の巻かれているより少し下あたりである。計測結果は5.4メートル、「静岡県の巨木」の巨木で最も太いものと同じであった。とすれば、この30余年で全く太くなっていないことになる。測る位置が違ったのであろうか。あるいは、この御神木は2番目の5.1メートルのクスノキなのだろうか。(それならば、30センチ太くなったことになる)後ろの急斜面の山にも、太い木がたくさんあるが、5メートルを越すようなクスノキは遠目ではみつけられなかった。
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一日、金曜日の駿河古文書会の予習をしていた。
朝から庭に植木屋さんが入る。
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