平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
東光寺(牧之原市)と林泉寺(吉田町)の長藤
東光寺の長藤が町の一角を占める
東光寺長藤の幹、樹齢100年を越す
黒いのは焼け焦げではなく、養生の特殊墨が塗られている
今年度、3講座も無事発進できて少し余裕が出来て、朝、東光寺と林泉寺の長藤を見に行く。
東光寺は町の一角、狭い場所いっぱいに枝を広げて、長藤の花は満開まだこれからのようだ。根に近い太い幹が焦げて炭化したように見えたので、火事でもあったのかと、地元の人に聞いた所、傷んだ幹に昔はモルタルで固めたことがあったが、樹木医の話では、今は特殊な墨を塗るそうで、高価な液を購入して手当てをしたという。焼け焦げたように見えたのはそのためと説明してくれた。
林泉寺の長藤は東光寺より花房が長い
花が少し進んでいるのだろう
クマバチが一匹、画面中央、少し右に見える
林泉寺は吉田城のある山並みの南の麓にある。日当たりが良いせいか、花の進みが早く、今が満開のようだ。広がる枝の一角が枯れたからだろう、太い枝が切られて、ぽっかり穴が開いたように見える。樹勢がやや弱い感じがする。この長藤には背が黄色い、花蜂のクマバチが飛んで来て、忙しなく花を巡っている。花蜂は人を刺すようなことはめったにないおとなしい蜂だと看板にあった。子供の頃、野山を巡るうちに、花蜂の一種、クロマルハナバチに刺されたことがあった。不幸な出会い頭であったのだろう。
夜、地区の自治会の監査に行く。前々年度、総代の最後のお勤めである。
読書:「怪物 闇の西洋絵画史 3」 山田五郎 著
読書:「いのちの種 ご隠居は福の神 4」 井川香四郎 著
読書:「浪人奉行 十四ノ巻」 稲葉稔 著
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