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再びS氏を見舞う

(庭のヤブラン)

ちょうど1週間前、S氏を見舞い、その様子をブログに書いた。本人のブログに入院したところまでは書いてあったが、その後どうなったのかの書き込みは、気力が無くてしていないという。心配している人も多かろうから、様子を知らせたいと思い、ブログに書いた。S氏を知らない人には誰の話か判らないと思うが、知っている人には十分伝わると思った。

2度目はY氏と一緒に見舞うことになった。エレベーターから降りると廊下の突き当たりに点滴スタンドを転がすS氏のパジャマ姿が見えた。S氏の部屋は6人部屋で、個室からそちらへ引越したようであった。顔色や生気は一週間前よりもずいぶん良くなっていた。

病室は手狭だから談話コーナーに移ってお話をした。この一週間に数人見舞いに来てくれたと話す。ここが良く判ったねえというと、本人のブログを見て何事かと思ったものの、見舞いに行って良いものやら判断しかねていたところ、自分のブログを見てくれて、見舞いに行く気になったらしい。どうやらS氏も先週月曜日の書き込みを読んだらしく、2ヶ所間違いがあると指摘した。

一つは、S氏自身も勘違いしていたが、「定年退職後2年」は、正しくはまだ1年しか経っていないという。彼の活動を聞いていて、とても1年の活動とは思えなかったから、迷わずに2年と書いてしまった。訂正しておく。いま一つは、再手術と聞いたとき、「このまま終わりかと恐怖感が起きた」のは間違いで、不思議と心は騒がず、ただこのまま目が覚めずに終るのだろうと、事実を冷静に受け止めている自分がいたという。こんなふうに書けば、まだ違うといわれそうだが、その感覚は経験したものでなければ計り知れないのかもしれない。

ともあれ、本人の思いは別にして、生還を果たしたわけで、流動物を少しずつ食べ初めているという。口から食べられるようになれば、今は高カロリーの流動食もあって、体力が落ちることを防ぐことができる。入院前、手術に備えて62kgから64kgに増やしておいた体重が、現在59kg、減ったには減ったがその辺で留まっているという。

まだ2度目の手術の痕は内部の疵がしっかり癒えるまで閉じてないが、もう疵の両側からくっ付きはじめている。先生はそんな疵はすぐにくっ付くから問題ないと言っているといい、腹を開いて疵を見せてくれようとする。自分はそういう場面を見るのが苦手で、見せなくて良いと言ったが、Y氏かしっかりと確認したようであった。

内部の疵が癒えて、開腹部を閉じ、流動食がしっかり食べれるようになって、点滴が外れれば退院になるようだ。あと1、2週間かかるであろうか。ここまで来たら焦らずにしっかりと療養して欲しい。

奥さんも見えて、一時間ほど経ったのでお暇をした。
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