平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
退職後の日常はこんなもの
ラジオ体操から朝が始まる。今朝は珍しくムサシが寄って来て顔を舐める。気分が進まない時は、呼んでも振り向きもしない。こちらから寄って行くと鼻に皺を寄せて激しく吠え立てる。威嚇のつもりだろうか、つぶれたドッジボールを咥えてはげしく振り回す。それでも噛みついて来ないだけはえらい。
朝の庭仕事に30分ほど、女房がし残したサルスベリの手の届かない上の方の枝打ちを行なった。あとは女房の依頼で次郎柿の上の方に残った実をすべて収穫した。バケツ一杯あった。植木屋さんが使うような高い脚立が欲しくて、何年か前に買ってあったのを思い出して、その脚立を使う。柿の木の天辺までハサミが届いた。
引続きミカンの収穫をはじめた女房を置いて、家に入った。応接のソファに枕を置いて、毛布を被って読み掛けの推理小説を読んだ。内田康夫の「棄霊島」上下2冊である。温まってくるとたまらなく眠くなった。前夜の就寝が今朝になってまだ寝足りないのである。本を伏せて目を閉じた。
女房はミカンの収穫を終えて、名古屋の娘に送ると荷造りをはじめた。縦、横、高さの合計が80センチメートルまでなら、200円安いから、ダンボール箱を縮めて欲しいと持ってくる。中にはミカンと柿が入っている。測ってみると81センチでほんの少しのオーバーである。局員によってはセーフにしてくれるのだがという。刃物を入れると箱が弱くなるから、このまま持ち込むように勧めた。そのまま荷造りして持ち込み、無事に帰ってきたから、OKにしてもらったのであろう。
退職後の日常に発生する問題はこんなものである。女房はこんな問題に毎日、頭を悩ませていた。今後、自分もその仲間入りするわけである。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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美味しくて、もうかなり食べてしまいました☆
手が黄色くなりました(笑)
ムサシ君のその後はどうですか?
やっぱり、憎らしいほどの元気がないと、心配になっちゃいますね・・・☆
また年末には帰りますので、吼えなければナデナデしてあげようと思います☆
パパさんのお手伝いがありますので、色々の面でラクチンしています。
あ~きさんのミカンの木にも、たくさん実をつけました。
帰郷の折にはミカン狩りをして下さいね。
武蔵君も12400円が効いて、翌日にはいばりんぼう武蔵君に戻りました。
良かったです。武蔵君に元気がないとママさんも心配で落ち込んでしまいますので・・・
手芸なかむらさんの、バッグの持ち手を色々欲しいんですけどね。
又お帰りの際に相談します。
楽天ブログ、最優秀賞おめでとう。よかったね。