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雨の散歩を嫌うムサシ

(磐田農高バラ園の「サプライズ」というバラ)

午後、ネットで天気予報の雲の動きを見ていると、大きな雨雲帯が迫っていて、お昼のニュースでも夕方から雷をともなった大雨になるとの予報であった。これは大変と、いつもなら2時の退社を10分ほど早めて帰宅した。雨はほとんど降っていなかったが、会社の駐車場に行くまでに、大粒の雨が傘を叩き出し、篠つく雨になった。予報より早く雨が来たようだった。

金谷は掛川ほどの雨ではなかったが、帰宅して女房に聞けば、今日は予報を見ている暇がなかったから、まだムサシの散歩には行っていないという。それでは今の内に散歩に出掛けようと、準備をして大きな傘を差して、ムサシを呼んだ。何んでこんなに早く散歩に呼ぶのかと、怪訝そうな顔でこちらを見て、犬小屋から出て来ない。おやつを見せると、食べ物の誘惑には勝てないというように、のっそり小雨の中へ出て来た。

リードを付けて、さあ散歩に行くぞというが、訳判らんと言った顔で見上げる。散歩だよと道へ出ようとすると、こんなに早く、しかも雨の中を散歩になんか行かないぞ、と言わんばかりに足を踏ん張る。今日の抵抗はかなりのもので、しかも一回二回としつこかった。こんなときはリードで引っ張り上げるように思い切って引く。幾ら踏ん張っても軽量の悲しさで身体さら持って行かれて、ムサシはこちらの決意を知り、仕方なく歩き出す。歩き出したら、ムサシは嫌がっていたことも忘れていつもの散歩モードに入る。

しかし、大雨が迫っているから、こちらの方は短時間散歩のモードに切替えている。いつものコースを行こうとするムサシと、土手に出て家の周りをぐるりと一周する最短コースに誘導したい自分の間に、分かれ道でもう一度一悶着あり、そこでもこちらの意思を通す。その結果、今日はいつもの半分の時間で散歩を終えた。

ムサシも今日のスクランブル散歩を途中から心得て、臭い付けに小出しにするおしっこを、今日は一回の量をずいぶんたくさん出して、短時間散歩モードに合わせて来た。おかげで大降りになる前に帰って来れた。ただし、うんちは出るまでの距離を歩けずにパスした。

夕方、豪雨になると思ったら、雨は止んでいると女房が言いながら外出先から帰って来た。天気予報に振り回されて、ムサシも大迷惑なことであった。

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お遍路本の注文が二人の読者からあり、郵送するように手配した。なお、書き込んで頂いた住所の入ったコメントは非公開に切替えた。50冊と書いたがとても捌けないかもしれない。
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