再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(1043)

2011-07-31 08:05:36 | Weblog
 日々、新聞をはじめ、ラジオ、テレビなどで、さまざまな情報を得ているが、総じて暗い話が多い。政治の混迷をはじめ、東日本大震災の復興が計画通り進んでいないこと、放射能汚染がますます深刻になることなどで、一体全体、日本はどうなっていくのかと危惧する。

 日本は敗戦後、経済復興に力を入れ、世界第2位の大国となったが、失ったものは大きい。精神の退廃、いじめをはじめ、劣悪な犯罪の増加など、何でも「金」でやろうとする風潮が蔓延し、それが、一層人の心を荒廃させた。その結果、自分の利益や都合のため、他人を犠牲にしても、何とも思わない人たちが増えた。

 日本が経済大国になって、「目標をなくした」ともいえる。それまでは、米国らに追いつけ追い越せと、目標があったが、それが、達成された後、日本は自分を見失ったといえる。

 今、日本は大きな借金を抱え、そして東日本大震災で、どうしていったらいいのか、分からない状態だ。

 原点に戻り、人が安心して平和に暮らせる国をつくりたい。国民一人ひとりの「意識改革」が不可欠だ。

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再開 私の色(1042)

2011-07-30 09:36:00 | Weblog
 元プロ野球の投手として日米で活躍した伊良部秀輝さん(42)が、7月28日(米国現地報道機関)、米国のロサンゼルス近郊の自宅で亡くなった。警察などによれば、自殺らしい。

 伊良部投手はドラフトでロッテに入り、米国のヤンキースなどで活躍後、阪神に入り、早い速球を投げ、また、堂々とした投手の印象が強い。私生活では、飲酒問題でトラブルがあった。

 球界から去って、いろいろな事業にも手を出したが成功しなかったという。

 過去のプライドは、苦境の時には負担になる。彼の死因はわからないが、自分の気持ちを、親しい人でさえ、打ち明けられなかったのでないか。男のプライドやいろいろな状況から、本当の自分を出せなかった、と推測もできる。

 苦しい時は、自分で悩まず、家族、友人、カウンセラーなどに、話を聴いてもらうことが大切だ。


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再開 私の色(1041)

2011-07-29 11:19:39 | Weblog
 夏の甲子園を目指して、全国の高校球児は熱闘をし、既に代表が決まった地区も多い。
 
 7月28日現在、私の出身、愛知県では、4回戦で中京大中京が敗れ、どこの高校が代表になるかわからない。以前から伝統校が強いとされていたが、最近は各高校が力をつけてきており、楽しみだ。

 それにしても、この暑い中、野球をしている選手たちや関係者たちは大変だが、暑さなど忘れてたたかっていると思う。

 決勝戦で敗れたチームは、くやしくて選手たちは一生そのことを忘れることはできないだろう。それを「かて」にその後の人生をしっかりと生きてほしいと願う。

 今年の甲子園大会には、ぜひ出かけてみたい。行けば選手たちの熱闘から、観戦している者に、大きなインパクトを与えてくれる。

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再開 私の色(1040)

2011-07-28 09:13:40 | Weblog
7月23日夜、中国浙江省温州でおきた高速鉄道事故で、死者39人(26日現在)が出た。その後の対応で、中国という国は人命をどう考えているのか、と憤りを感じた。

 事故後、運転席の部分を調査することなく、投棄、批判を受けて掘り出した。中国は暗い部分をすぐ隠す、つまり、国家にとってマイナスの部分はすぐになくすということだ。そういう国家は、誰も信用しないだろう。国家権力が強く、例えば、無実の人でも死刑となる国家といえよう。

 真の共産主義とはちがった歩みを始める中国。経済的には豊かになったが、中国全体の人たちの生活はどうなのか。一番懸念するのは、「人権」だ。つまり命がしっかりと保障されていない国だと思う。

 以前、中国へ旅行した時、空港で女性の係官の横柄な態度には壁壁した。中国は昔から世界の大国であり、それにふさわしい国になってほしいと思うのだが、課題は多い。

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再開 私の色(1039)

2011-07-27 08:50:55 | Weblog
 以下の事件を最近知った。それは、18歳の無職の男性が、寿司などを万引き。事情は、今年の3月にその男性は高校を中退。母子家庭で、母親は無職、生活保護を以前受けていたという。

 男性はバイトをしていたが、仕事をやめ、ぶらぶらとしていたという。父親がおらず、母親との2人生活は、大変だと思う。しかし、窃盗をすることは許されない。

 罪を犯す人は、さまざまな事情がある。いかなる事情であれ、人を殺害するとか、盗むとかはしないことだ。

 どのような事情に追い込まれても、「尊厳」を大切にしてほしいと思う。例えば、空腹に苦しみ、飢餓状態が続いていても、泥棒はしない。それで死ぬことがあっても幸いではないか。

 死を恐れず、「正義」を大切にしたい。悪いことはしないことだ。

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再開 私の色(1038)

2011-07-26 08:50:08 | Weblog
 7月22日北欧のノルウェーで起きたテロ事件で、約100人以上の人が亡くなった、というニュースを知って、なぜ今、北欧で起こったのか、と疑問に思う。そして罪のない人を殺害するテロの憎悪そして、それを再発させない手立てが必要だ。

 今、日本にテロが発生してもおかしくない。多分、現在の警備では多数の人が亡くなるだろう。ごく普通の市民が亡くなってしまう。

 テロの目的は、いろいろあるが、特殊な目的なために実践される。しかし、テロはいかなる理由であれ許されない。テロをうむ土壌に注意し、武器で人を殺害されない状況をつくるべきだ。

 日本もいつテロに攻撃されてもおかしくない。ただ、今のままでは防御はできていない。一般市民として、どうやって己を守るのか。


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再開 私の色(1037)

2011-07-25 09:24:07 | Weblog
 大相撲名古屋場所で、関脇琴奨菊が11日目、横綱白鵬を破った時、大関昇進を信じたが、2連敗して、せっかくのチャンスを失った。残念だった。

 琴奨菊は、結局大関昇進できると思い、体ががちがちとなり、本来の相撲が取れなくなってしまった。精神面での圧力に負けてしまった。ほしいなあ、と思う。

 しかし、その重圧を克服してこそ、大関にもなれるということだ。実力はあるわけで、あとは、「気持ち」の問題だ。今場所11勝しており、次の秋場所で大関昇進してほしいと思う。

 魁皇が引退し、八百長問題の影響もあり、大相撲の信頼回復には時間がかかる。力士全員が、見ごたえある相撲をしっかりととってほしいと思う。そのためには、「けいこ」を十分にこなし、体と精神を鍛えなおすことだ。秋場所に期待したい。

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再開 私の色(1036)

2011-07-24 09:49:44 | Weblog
 知人から聞いた話で、43歳の男性が、ストレスを解消するため、酒に依存し、体調を崩し亡くなった、という。

 話を聞いて、体を崩すまで、酒に依存する、「仕事の量と質」はどうなのか、が問題だと思った。亡くなった男性は、相当無理をしていたのではないか、と推測される。周囲の期待にこたえるため、本当の自分ではなく、「理想とする自分」への無理がきつかったのではないか、と思う。自分の器以上のことをすれば、当然無理がしょうじ、破綻する。

 もう一人の友人は、55歳で、「健康のため」、60歳の定年よりも早く退職した。彼の仕事は、マスコミで編集の仕事をしており、それも相当なストレスをいつもかかえていた。脳卒中などで、倒れる前に仕事をやめ、それは、それなりに正しい選択だったようだ。

 「命」は大切にしたい。体は強いようで、もろい。無理をすれば、若いうちはいいかもしれないが、そのつけが老いてから出てくる。

 自分をコントロールできる力を身につけたい。なにごとも「命あってできる」ことを、肝に銘じておこう。


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再開 私の色(1035)

2011-07-23 09:15:19 | Weblog
 小学生らの夏休みが始まった。しかし、既に小さい子供たちの水死や交通事故が起きている。また、中学、高校生らは、「悪」の誘惑がある。特に、窃盗をはじめ、異性との関係だ。
 中学、高校生らは、特に友達の影響を受けやすい。それも悪いことは早い。

 昨日(7月22)、スーパーで買い物をしていたら、茶髪の男子高校生らが、飲料水やヘヤカラーなどを盗もうとしていた。店の保安員らに見つかり自転車で逃げた。2人は、学校で何を学び、家ではどういう「しつけ」を受けているのか。勉強のことよりも、人間としての基本的なこと、盗まない、殺さないなどを、しっかりと叩き込むべきだと思う。

 長い休みで、悪に染まりやすいが、反対によいほうに向かってほしい。両親や親戚なども、子供たちの生活に関心を持ち、過保護にせず、悪に染まらせることなく、しっかりと見てほしいと思う。時には「愛のムチ」も必要だろう。

 人間として、してはならないことを、この夏休みに、子供たちは学んでほしいなあ、と思う

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再開 私の色(1034)

2011-07-22 09:20:18 | Weblog
 大関の魁皇(38)が7月19日引退を決めた。相撲ファンの一人として残念だが、今までの活躍に「ごくろうさま」と言いたい。

 魁皇の魅力は、マイペースで相撲をとり、自分の相撲の形をもっていたことだ。そして精神的に強く、大関転落の危機を何度も乗り越えた。

 相撲人生23年あまりで、最多の1045勝はりっぱだ。横綱昇進のチャンスもあったが、一歩届かなかった。8勝7敗と勝ち越すのが精一杯だった場所も多かった。しかし、ファンのために、魁皇は引退を伸ばしに伸ばした。ファンを大切にした関取ともいえる。

 八百長問題で、相撲業界は瀬戸際に追い込まれている。名古屋場所では空席が目立ち、当然といえば当然だが、力士は真剣な相撲をとってほしい。

 魁皇は引退したが、それに続く力士の精進と、力強い相撲に期待したい。

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再開 私の色(1033)

2011-07-21 11:59:41 | Weblog
 7月19日、政府は、福島県産の牛の出荷停止を県知事に指示した。3月11日に起きた東日本大震災で、原発の放射能汚染が影響している。牛を育てている農家などは死活問題だ。

 放射能汚染で、牛の出荷停止となれば、当然、その賠償問題がしょうじる。国が補償しなければ、業者はやっていけない。

 汚染された牛を、誰が食べたいか。だれもいない。汚染をつくったのは、原発だ。地震・津波が起こり、原発汚染がしょうじ、現在まで制御できない状況だ。汚染が広がり、解決は明確にできていない。そのような状況であれば、原発は停止すべきだろう。

 放射能汚染は、20年、30年それ以上が経過してから現れるという。うーむ。恐怖だ。福島のほか、東北・関東地域での放射能汚染が心配だ。


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再開 私の色(1032)

2011-07-20 09:50:44 | Weblog
 兵庫県西宮市にある朝日新聞の阪神支局で、1987年5月3日、記者2人が襲われ、小尻智博記者(当時29)が死亡し、その父親の小尻信克さんが7月17日肝不全のため死去した。83歳。事件は時効となり、信克さんは、事件の解明をいつも望んでいた。

 事件のあった数年後、私はその事件の背景や、時代のジャーナリズムを考える集い「5・3集会」(主催・朝日新聞労組)に今まで出席し、現代社会の病巣などをともに考えてきた。

 暴力のほか、権力などで、ジャーナリズムが脅されてはならない。しかし、最近のマスコミを考えると、「うーむ」と考えてしまう。権力チェックのほか、全体として記事もすべて「弱い」印象を受ける。インターネットの台頭もあるが、新聞に期待している私は、いつも残念に思っている。

 朝日新聞を例にとれば、株式会社である。つまり簡単にいえば、利潤追求の企業ということ。新聞という公的で、権力をもつ立場で、どのように正義を前提に、報道していくのか、いつも姿勢が問われている。
 
 市民目線を忘れず、しっかりとした記事を紙面で読みたいものだ。


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再開 私の色(1031)

2011-07-19 09:51:30 | Weblog
 ドイツで開かれた女子のサッカーワールドカップで、7月17日(現地時間)米国とのPK戦で、日本の、なでしこジャパンが勝ち、優勝した。奇跡に近い勝利で、18日ラジオ放送で優勝を聞いて、「優勝おめでとう」と思った。

 米国との優勝戦を見ると、米国が前半戦5、6点入ってもおかしくなかった。つまり日本は、大敗の可能性があった。何とか失点をおさえ、後半1点が入った時は終わりだと思った。延長戦で、1点ずつとりあい、PK戦となり、どちらが勝利してもおかしくなかった。

 結局、日本の気持ちが米国に勝っていたと思う。体格的な差、そして過去に20回以上も負け続け、力の差は明確だったが、なでしこジャパンは勝利した。勝負を最後まであきらめることなく、一丸となって戦った結果といえよう。

 3月11日に東北・関東地区で起こった東日本大震災で、沈んだ気持ちの人々の心を「勇気付ける」勝利だった。また、私を含め、多くの人たちに勇気や希望などを与えてくれた。

 なでしこジャパンに感謝したい。


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再開 私の色(1030)

2011-07-18 09:07:51 | Weblog
 年下の知人(男性、20代)の相談。知人の先輩(男性、40代)は、勤務中タバコ休憩として、1日1時間以上うまくとるというものだ。それはあきらかにルール違反だ。先輩としてのモラルがないと知人は指摘する。その通りだ。

 問題は、そのことを会社にいうべきか、どうか。それには第三者がみての「証拠」が必要だ。勤務している間、それをやるのは難しい。ただ、サボっているのは他者も認めているという。

 うーむ、直接先輩に言うことができればいいが、それは無理だという。そのまま放置していくわけにもいかない。

 先輩は改める意識はないようで、やはり上司に、明確に言うしかないだろう。あとは方法論だ。第三者が理解できる、証拠のようなものが必要であろう。まったくなさけない話だと思うが、解決しなければならない問題だ。



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再開 私の色(1029)

2011-07-17 09:07:17 | Weblog
 夏の甲子園を目指し、全国の高校の野球球児たちは予選を戦っている。東日本で被災した選手も懸命にがんばっている姿を見ると、すばらしいなあ、と思う。被災した高校の野球部では、家族や家などを失った高校生もおり、そのような状況下で、試合に臨む気持ちは複雑であろう。

 高校生という年齢は人生において不安定だ。ちょっとしたことに傷つき、悩み、心が安定しない時でもある。ある面純粋であり、鈍感でもある。そのような高校生にとって、大切なのは、両親、先生、友達などの力であろう。

 進学、就職など高校を卒業する時には、進路を選ばなくてはならず、それは難しいことでもある。将来、明確な計画ができている高校生は少ない。大半は、何をしたいのか模索している時である。

 そのような高校生らに、相談にのってほしいといわれたら、先ず、助言することなく、しっかりと内容を聴いてほしい。彼・彼女たちは、話すことで、だいぶ落ち着き、内容が整理されるものだ。

 助言などは慎重にすべきだろう。要は、自分で考え、決定できるようにヒントを与えることがポイントではないか、と私は考えている。


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