再開 私の色（１１６６）

　新聞報道で、富山県の射水市（いずみし）の市立中学校の２年生の男子生徒が自殺したのを知った。原因は「いじめ」で、学校関係者はそれを認めているという。

　いじめは、目にみえない殺人だ。自殺に追い込んだのは、同じ学校の男子生徒らしいが、「罪」を償うべきだ。いじめは、大きな罪だ。自殺に追い込まない場合でも、やはり見逃すことはできない。

　いじめは、大人の社会でもあり、それによって、精神をずたずたになった人を知っている。つまり、「いじめは犯罪」といえる。

　いじめは、陰湿であり、しかし、あいまいにさせることなく、断固たたかうことが重要だ。
　いじめをされている者にとっては、そのエネルギーがないわけで、当事者の関係者、カウンセラーなどが、しっかりとサポートすることが大切だ。

　いじめは、やめよう、そしてなくそう。

再開 私の色（１１６５）

　１１月２７日の大阪府・大阪市のダブル選挙で、市長に当選した橋下徹前大阪府知事について、一抹の不安を覚える。

　それは、自ら掲げる大阪都構想をはじめ、市役所の職員に脅威を与える発言がある。つまり「俺のゆうことが聞けない職員は辞めろ」ということ。それらが、「独裁者」とよばれる大きな要素の一つだと思う。

　選挙に勝利したが、おごることなく、謙虚に大阪市長としての職務をまっとうしてほしいものだ。敵をおおくつくるのはまずいだろう。しかし、やや横柄な言葉と態度には、すこしいやな思いをする人は多いはずだ。

　橋下新市長に望みたいのは、おごることなく、現状を再度見直し、市民のための政治をしてほしいものだ。

再開 私の色（１１６４）

　相撲の関脇稀勢の里は、九州場所で大関昇進を狙っていたが、１１月２７日の千秋楽で、大関琴奨菊に破れ、直近３番所で大関昇進とされる３３勝に及ばす３２勝だった。

　しかし、相撲協会の審判部は、昇進を図る理事会を開くという。３３勝、３２勝では大きく異なる。

　大関がほしいという相撲業界の状況は分かるがどうであろうか。もちろん相撲内容は重要であるが、１勝の違いは大きい。

　結局、稀勢の里の大関昇進は決定、本人はどのような気持ちであろうか。

再開 私の色（１１６３）

　１１月２７日の大阪府知事、大阪市長選で、大阪維新の会の松井一郎（知事）、橋下徹（市長）の両氏が当選した。有権者は大阪府・市の再生を強く望み、それが有権者の強くアピールしたものだ、と私は思う。

　さて、問題はこれからだ。松井、橋下の両氏がどういう政治をするか。ハードルは高いと思う。どこまで改革できるか。時間がかかるだろう。強引にやれば、いろいろと大きな障害が出る。

　新しい長となった、松井、橋下両氏の手腕に期待したい。それを、しっかりとチェックするのが有権者である。

　大切なことは、有権者は、夢や幻想に惑わされることなく、しっかりと２人のやることを見て、考え、自分の意見を持ち、判断することが重要だ。

　今回のダブル選挙で、私の予想は見事にはずれた。それにしても投票率が低い。７０％以上にならないとダメだ。有権者は政治にしらけているのは分かるが、自分の税金や子供の教育、老後の問題などがかかわることに、参加しないのは残念であり、もったいないと私は思うのだが。

再開 私の色（１１６２）

　１１月２７日は大阪府知事と大阪市市長のダブル選挙。私が一番望みたいのは、有権者が棄権せず、投票すること。自分が支払っている税金がどう使われているか、また、将来府や市はどうなるかなど、とても重要な選挙だと思う。

　有権者で投票することなく、後で、文句言うのはやめよう。とにかく投票し、自分の意思を表したい。

　今回のダブル選挙は大阪のみならず、日本の今後の都市に影響を与えるものだ。
　私が常々考えているのは、府民・市民のための政治である。今回新しく知事、市長になる人物も、疑問だが、だれかがなるわけで、とにかく、「民」のために政治をしてほしい。

　選挙の結果はしっかりと受けとめたい。繰り返すが、とにかく投票しよう！
　

再開 私の色（１１６１）

　１１月２５日の午前９時前、ＪＲ京橋駅に行った時、そこで、大阪知事選に立候補している倉田薫氏が街頭演説している場に、偶然出くわした。倉田さんの表情や言葉から、まじめでしっかり人だ、なあという印象を持った。それはあくまでも印象であり、本当の倉田さんは分からない。

　２７日は大阪知事と大阪市長選のダブル選挙があり、だれを長に選ぶかは、とても重要なことだ。

　外見や言葉だけにとらわれず、本質を考え、選挙に臨みたいと思う。
　

再開 私の色（１１６０）

　11月２７日の大阪府知事と大阪市長選のダブル選挙で、有権者の反応はまずまずだが、市長には橋下徹前大阪府知事が一歩リード、知事には松井一郎氏がやや優先という。

　今回は、大阪府と大阪市の将来を担う選挙であり、有権者は投票することが重要だ。大阪都構想をはじめ、いろいろな諸問題があるが、一番重要なことは、府民、市民が安心して生活できる社会を構築することである。しかし、現実は厳しく、大阪市では生活保護受給者が全国一である。府民・市民の幸福度は低い。

　知事・市長となる人は、大きな権力を持ち、統治するわけだが、原点である、府民・市民のために「働く」ことだ。自分の欲望は抑え、人々のために働く気持ちを強く持ち、実践することだ。それがないならば、当選してもすぐに辞めるべき。

　権力を持つ快感に埋もれてしまっては困る。今の政治屋は大半そうだが、少なくとも、大阪知事・市長は、庶民のために働いてもらいたい。

　

再開 私の色（１１５９）

　１１月２２日、大王製紙の前会長が会社法違反（特別背任）容疑で、東京地検特捜部に逮捕された。井川意高（もとたか）前会長（４７）は、連結子会社７社から約１０６億円余を借り入れ、海外のカジノなどのギャンブルに使ったというものだ。

　創業者の孫として、社長や会長としても就いたが、いずれも退任している。連結子会社は、前会長からの金の要求を拒むことができなかった。創業者の会社を私物化していたということだ。

　会社はだれのものか。株主、従業員、そして社会のものであろう。それらを無視し、個人の欲望のまま会社を動かした罪は重い。

　大王製紙は、過去にもトラブルがあった。工場ばい煙の測定値のデータ改ざん、コピー用紙などの古紙配合率を偽装など。

　そういう体質の会社は日本には多く、あきれるが、創業者一族が会社を支配していくのは時代遅れであり、実力のある人が代表となるべきだ。今回の事件で、大王製紙の従業員はどのような気持ちであろうか。

再開 私の色（１１５８）

　１１月２３日の勤労感謝の日に、改めて勤労の意味を考えてみた。一般に、生まれ健康に育てば、中学、高校、大学、または中退して、仕事に就く。働く理由は、仕事を通して生活費を得て、一人前の大人になっていく。

　働くのは、私の考えでは、人間にとって自然なことだと思う。勤労するように人間はつくられている。しかし、それは、過労とか、不自然な働き方ではなく、ごく普通の労働だ。労働によって、給与をえるが、それが、極端に低いのも問題である。今の言葉でいえば、「ワーキングプア」だ。

　普通に働いて、普通の生活ができる、それが重要だと思う。しかし、今の日本はそうなってはいないことが問題だ。非正社員が増え、そして生活保護の受給者が増えている。仕事をしても、生活できない日本。

　企業の搾取も大きな問題だ。従業員を安い賃金で働かせ、利益を莫大に上げる企業はおかしい。

　戦後日本は、普通の人がしっかりと働き敗戦国から復興したが、バブル経済崩壊後、借金国になってしまった。

　普通に働いて、普通の国になれるように戻したい。政治家（屋）を含め、国民一人ひとりが考える重要なことである。

再開 私の色（１１５７）

　プロ野球のドラフト会議で、日本ハムから１位の指名を受けた東海大の菅野智之投手が、１１月２１日神奈川県平塚市の東海大野球部合宿所で、同球団の入団拒否を発表した。

　私は、菅野選手の選択を尊重したい。巨人でやりたいということだ。１年浪人することは、実力が落ちることも懸念されるが、それは本人も承知のことだろう。

　巨人の原辰徳監督とはおいの関係で、ともに巨人でやってみたい菅野投手の気持ちは分かる。

　ドラフト会議そのものの見直しが必要ではないか。戦力の均衡と契約金の高騰を抑えるのがドラフトの目的だ。しかし、くじで、野球人生を決められる選手も大変だ。

　ドラフトに代わる制度が必要だと痛感する。自由交渉にすれば、人気・実力チームを希望する選手が増えるだろう。くじびきでも問題があり、いろいろ尾を引いている。今までの方法を改め、新しい制度を希望したいところ。本人と球団との希望が合致できる方法を模索したい。

再開 私の色（１１５６）

　１１月２７日、大阪府知事と大阪市長のダブル選挙があるが、大阪市長選では、１１月２０日現在の新聞報道などで、橋下徹前大阪府知事が、平松邦夫前大阪市長を一歩リードしているという。

　大阪府市民は、どう判断するのか。市長選で個人的には、橋下氏は、構想はいいが、行政のやりっぱなしの中途半端な印象がある。平松氏は４年の市長経験で、まずまずの結果を残したといえる。

　一番のポイントは、大阪都構想など何であれ、「府市民のために何をするか」である。残念ながら、候補者（知事選も含む）には、その明確さがない。自分の夢や構想に、自己陶酔しているような気がする。

　原点は、府市民である。それは、現在の内閣でもいえる。だれのために政治をしているのか、と。

　有権者は、自分の頭でしっかりと考え判断し投票すべきである。１票を大切にしたい。

再開 私の色（１１５５）

　２０１１年の日本シリーズはソフトバンクが優勝した。まあ、予想通りであったが、７戦目で、中日の落合監督が今シーズンでユニフォームを脱ぐことで、何とか中日に勝ってもらいたかった。

　ソフトバンクは本拠地で２連敗し、敵地で３連勝、そして戻って１敗し、優勝と大変な試合をものにした。両チームの試合で感じたのは、投手の力だ。今回はソフトバンクのほうが上回った。それにしても、中日の打撃はぜんぜん機能しなかった。投手を打ち崩すことの難しさを感じた。

　両チームのがんばり、ナイスプレーなどで、見ている者に感動を与えてくれたと思う。
　来シーズンもプロ野球の醍醐味をしっかりと出してもらいたい。そのためには、オフの練習をしっかりとやってほしい。

再開 私の色（１１５４）

　プロ野球の読売巨人軍の清武英利専務取締役球団代表兼ゼネラルマネジャー（６１）が、渡辺恒雄取締役会長（８５）を批判したことで、１１月１８日清武球団代表は解任された。

　部下が上司を批判し、首になったということだ。問題は、清武代表の言葉がどこまで信憑性があるのかが、ポイントとなる。彼によると、上司の誤りに、きちんと正したいということだ。

　両者の言い分はくいちがっており、やはり第三者の場で、しっかりとお互いの意見を述べ、どちらが正しいのか判断する必要がある。

　今回の問題は、どこの場でもあることである。ただ、力でねじ伏せるようなことがあってはならない。私の知り合いの友人も、そのような事件に巻き込まれ、退職させられた。ひどいものだった。

再開 私の色（１１５３）

　１１月１９日のプロ野球日本シリーズ６戦目、中日がソフトバンクに２対１で勝ち、優勝は明日決まる。

　中日はよくがんばったといえよう。２０日の優勝戦に期待がかかる。どちらが勝ってもいい試合を期待したい。

　私の予想では、６戦目で中日が勝利すれば、そのまま次も勝ち優勝すると思う。ただ、試合はやってみないと分からない。

　さあ、結果はどうなるか。

再開 私の色（１１５２）

　昨日（１１月１７日）の日本シリーズ５戦で、ソフトバンクが中日に勝利、そのまま福岡で優勝しそうないきおいだ。ソフトバンクはようやく打線が目覚めたかのような気がする。

　優勝争いは、福岡での勝負となる。もし中日が勝利すれば、そのまま次の試合も勝ち、優勝するような気がする。
　
　今回、敵地で両チームとも勝利している。中日は打線、そして投手力も落ちている。ソフトバンクに勢いがあるが、中日は意地をみせることができるか。

　今シーズンのプロ野球の頂点を目指して、両チームのすばらしい試合が期待される。
　私は名古屋生まれであり、できれば中日に優勝してもらいたいが、客観的にみると、どうしてもソフトバンクの優位は変わらない。うーむ。