再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(8)

2006-01-23 00:10:54 | Weblog
 自己と世界について言及した哲学書を読んでいる。自己の人生を、時に真剣に
考えることは無駄ではないだろう。この本は、ヘーゲル、キェルケゴール、西田幾多郎の3人をとりあげ、思想を比較している。神や仏の概念はそれこそ、哲学の根源にかかわることで、難解だが、読み進めていくと、自己のあり方と他人、この世界と付き合っていくかが問われている。自分の好きなように生きることが難しいこの現代社会で、自分の哲学、生き方をしっかりと持っていることが重要だ。私自身は、どうだろうか、と考えてみると、弱いなあと思う。多分、自身の根源的なものが十分に確立していないということになる。
 人生の長短のことよりも、日々が充実していることが大切かなあと。懸命に生きることを忘れている昨今だ。余りにも、世間のことがらにとらわれているのだろう。自分と他者、この世界の存在物と共生できればいいのがが、難しい。できる範囲内でやってみるしかないなあ。今の私には。

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再開 私の色(7)

2006-01-14 22:51:47 | Weblog
 11年目になる阪神大震災。その当日、私は大阪府吹田市に住んでいた。強い振動で起きて、すぐにラジオ、テレビで大きな地震を知った。当時付き合っていた女性から電話があったのを思い出す。震災後、通った大学(神戸大)の六甲道の辺りをみて、絶句した。多数の人が亡くなり、今でも苦しんでいる人は多数いる。私はそういう人を責めることはできない。もちろん立ち直ってほしいが、できる人とできない人がいる。それを認めることが大切ではないだろうか。人間はすべて強いとは限らないからだ。
 やさしさ、温かさを忘れないようにしたい。言いたいことは、弱者の立場を理解して、共生することが必要ということ。私自身弱い人間だから、痛みなどが多少でもわかる。
 他人にはやさしくしたい。でも、あのような大震災は、またいつ起こるかもしれない。

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再開 私の色(6)

2006-01-09 23:23:54 | Weblog
 ちょうど、丸山健二著の『生きるなんて』を読み終えた。この本から教えられてのは、自分でしっかりと生きよ、ということだ。自分の人生を自分の力で歩めという。
 自分の行動には、いいわけせず、自分で責任をもつということだ。決して、他人や世の中のせいにはしないということだ。わが身を振り返ってみると、私は自分に
甘いということがよくわかる。丸山のようには生きられない。結構精神力の強い人だと思う。結局、自分で人生を切り開いているか、どうかが問題ではないか。依存した人生では、本当の人生を生きていないような気がする。
 「自分を頼りにして生きることほど痛快なことはありません。頼れるような自分に改造してゆくことほど面白いことはありません」p.211。自分を高め、自分の可能性を開発し、生きることにしたい。これは年齢には関係ないと思うし、ようは、自分の気持ちしだいではないだろうか。

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再開 私の色(5)

2006-01-09 12:17:46 | Weblog
 食べ物について。日々私たちは動植物の生命をいただいているのだが、そのことを忘れやすい。飽食の時代にあって、そういうこと(命を食べる)を忘れてしまうのが常だ。私は基本的にだされたものはすべてきれいに食べる。ご飯一粒も大切にしている。
 肥満、拒食症があるが、これは心に大きな問題があるような気がする。ストレスのために、過度の飲食をはじめ、拒食症などは、精神的な問題との関係が深いとされている。食べ物、すなわち人間の命を支えるものである。1回ごとの食事を大切にしたいと思う。早食いの傾向がある私だが、よくかむことにしたい。
 食の大切さを知るひとつの方法として、小食、1日断食などをするといい。しっかりとした食生活で、精神を安定させる療法もある。
 人の命は、多数の命(動物、植物など)によって支えられていることを1度考えてみたい。

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再開 私の色(4)

2006-01-04 22:29:31 | Weblog
 読売新聞大阪本社の社会部長で、故人の黒田清さんをえがいた
『黒田 清 記者魂は死なず』をいま読んでいる。黒田さんとは
面識はないけど、なかなかおもしろい記者だなあという印象はあった。
どこかの催しで、ゲストスピーカーとして黒田さんの話を聴いたが
ユーモアがあって、わかりやすく話す人だなあと思った。

 黒田さんの生き様をこうして改めて読み進めていくと、私に元気を与えて
くれる。考え方、人に接する態度などなど。完全燃焼して逝った彼の人生は
うらやましく思う。

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再開 私の色(3)

2006-01-03 23:09:32 | Weblog
 昨夜は映画、Mr.&Mrs.スミスを見てきました。ピットとジョリーのファンである私に
とっては、楽しく、正月には好適な時間でした。
 その映画で私が焦点を当てたのは、結婚、男と女の関係ということです。私は結婚の
経験はありませんが、恋愛は少しあります。しかし、友人は結婚にこだわり、
ダメになるケースが多い。結婚をこえた関係があってもいいのではないか、というのが私のスタンスです。しかし、それは調子がよすぎるという人も多い。しかし、
一体、結婚って、何か問うと、なかなかうまくこたえることができませんね。
 だから、結婚の意味と責任を理解して、結婚したい人はどうぞということになります。
 
 20代のころ、結婚は個人的なことだから、国家や社会が干渉することはないだろうと思っていましたが、そうではないのですよね。うん。世界をみると、事実婚もあるし、割とルールは甘い国もある。少子社会となった日本で、今後子供を増やすにはどうしたらいいのでしょうか。ひとつには、女性が安心して生めるような環境作りが必要だと思います。それをするためには、国を含めて、社会も大改革が必要な気がします。この現代社会で、はたして結婚というシステム(?)がふさわしいのか、疑問ですね。
 

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再開 私の色(2)

2006-01-02 11:51:22 | Weblog
 今、丸山健二の『生きるなんて』を読んでいます。エッセーですが、彼の
小説家としての生き方から、いろいろなことを教えてくれます。強靭な精神力、
孤独を楽しむなど、どうしてそれができるのかと、興味をもちながら、読んで
います。
 世間の流れにのっていく生き方は楽かもしれませんが、自分をある程度抑える
わけで、苦痛です。できるだけ、自分の生きたいようにすべきです。いろいろ
理由付けをしない、家族があるからとか、能力がないからだとか。
 私は常々、1度の人生をいかに完全燃焼していくか、つまり、1日をしっかり
と生きることです。それが、なかなかできていない。雑念をはじめ、さまざまな
欲望などに心をとらわれているからかなと思います。それらに負けないように、
自分の人生を歩むようにしたいこの1年です。

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再開 私の色

2006-01-02 00:32:58 | Weblog
 パソコンのトラブルで今まで書いてきた私の「色」
 の話が終わってしまった。(2005年11月まで)

 気持ちをあらたに、書き始めることにする。
 1日は寒風の中、バイクに乗った。正月のせいか
 スムーズに走れた。いくところは、いつもの公園
 だ。静かで、空気がうまく、気分転換になる。午後
 3時ごろ、20分程度歩いたが、「平和」を
 感じた。06年も何が起こるか、わからないが、
 1日を大切に生きていきたいと、決意? した。

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