今日(2019年10月31日)は午後から近くの大学図書館へ出かけた。
最新の雑誌を読んでいると、関東大震災と朝鮮人虐殺の記事があった。その事件の概略は以下の通り。
「関東大震災朝鮮人虐殺事件 (かんとうだいしんさいちょうせんじんぎゃくさつじけん) は、大正12年(1923年)の関東大地震によって生じた関東大震災の混乱の中で、官憲や民間の自警団などにより多数の朝鮮系日本人および朝鮮人と誤認された人々が殺害された事件である。正確な犠牲者数は不明であるが、論者の立場により、推定犠牲者数に数百名~約6000名と、非常に幅広い差がある。」(ウィキペディアから)
最近では、朝鮮人らの虐殺を正当化する記事もあった。歴史的な事件の事実の証明は、そう簡単ではない。当時の一次資料や関係者の証言などが大切であるが、それもどこまで信用できるか、分からない。
トランプ米大統領のように、自分の都合の悪いニュースは、「フェ―イクニュース」にしてしまい、それを支持する人たちがいる。ウソが真実になってしまう。注意が必要だ。それは論理的にしっかりと考えることが必要であろう。理屈に合うか、どうか。多角的に見て、考えることも不可欠だ。
前述の虐殺事件では、いろいろと資料を読み始めた。朝鮮大学校が発行している雑誌でも関東大震災と朝鮮人虐殺についてコメントを読むと、何も罪のない人が殺害されている。朝鮮人虐殺の背景や理由なども雑誌で読んだが、現在時点で私は、もう少し調べたい、と思っている。
真実に近づくには相応の努力が必要だ。できるだけたくさんの資料を集め読みこなすことだ。